日本を激安自慢の国にした真犯人はこいつらだ [August 31, 2021]
黒井:8月は中旬にサーバー障害の記事を書いたから、この記事をもって月末企画の代わりとする。今日はNews U.S. レポートの記事で締めたいと思う。日本が激安自慢をする国になったと聞いていても立ってもいられなくなった。
お金持ち気分は最初だけ
そうした状況に慣れてしまうと、日本に一時帰国すると本当に驚くことが多い。
自動販売機の清涼飲料水が120円、頬が落ちるほど美味しいコンビニスイーツが200~300円、ラーメンが1杯500~1000円。最近では、200円台の「ウインナー弁当」が人気だと日本の友人が教えてくれた。
どれもニューヨークだとその倍以上はかかってしまうから、日本のコンビニやスーパーでは思わず財布の紐が緩んで、手当たり次第にカゴに入れてしまう。
ただし、ちょっとした“お金持ち気分”に浸るのもはじめの頃だけで、しばらくすると「激安」「ハイコスパ」に「違和感」を覚え始める。自分の生まれ育った愛するニッポンがなんだか発展途上国になってしまったような気がして、わびしい気分になるのだ。
何が日本を激安たらしめているのか?海外との比較もしつつ、日本を下げるためだけに存在するようなマスコミ記事とは一線を画す形で検証したいと思う。
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