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個性を伸ばして才能を輝かせる子育て法

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超個性の息子を育てているうちに、短所は長所でもあると気づきます。個性を伸ばせば道は開けると、子どもたちを育てて学ぶことができました。夢を叶えて、東大と国立医学部に合格した息子たち…
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#子どもの個性を伸ばす

自己紹介です。

①こんな人 繊細でいろんなことに敏感です。 年齢を重ねるにつれ、自分の長所短所を理解し、ラクに生きることができる様になりました。 集団行動が苦手、協調性はゼロです。 初対面の人ともすぐに仲良くなれます。 全く人前でも緊張しませんが、人混みが苦手です。 明るく前向き、すぐに調子に乗る、悩みを人に話さない、孤独は嫌いだけれど一人の時間が好き。 バイタリティーの塊と言われます。 なんとかしようと努力するのが好き、ゼロからものは作れると思っている、枠にハマれない、自由が大好き。 旅好

自分に合う場所ってこんなこと

ゲンの通う公立高校は 毎年、高校側が引率して、東大受験へと、生徒全員を連れて行ってくれる。 だから、親はとても安心だ。 受験は団体戦だ、がモットーの高校だった。 先生方にお任せし、何一つ心配することなく、ゲンを送り出した。 いよいよ本番。 最後の試験だ。頑張れゲン! 遠く離れた場所から、ドキドキしていた、それしかできなかった。 受験を終え帰ってきた高校の、迎えの車中でゲンの言葉に耳を疑う。 ゲン「受験票を忘れた。」 えっ???今なんて言った??? 受験票???????

キラリと光る個性が生まれる瞬間

長男ゲンが2、3才くらいの頃 人気のパン屋さんで、当時大好きだった、アンパンマンのパンを買った。 朝食のテーブルに並べ、みんなでいただきますをし おいしいねぇと言いながら、ゲンを見ると ゲンは食べずにじっとパンを見つめたまま、動かない。 「どうしたの?食べないの?」 と聞くと 「だって、アンパンマンがかわいそう」と言ってポロポロ泣き出した。 大好きなアンパンマンだから食べることができない しかも、かわいそうという言葉に驚いた。 なんて、繊細な感受性を持っている子だろう。

子育てほど楽しい仕事はない

「このままではいつか、危ない目に遭いますよ」 開口一番、先生の言葉。 また小学校に呼び出されたのだ。 今回は、前を見ずに走っていて、ガラスに顔面から激突したらしい。 あいにく怪我はないらしく、本人はいたって元気だそうだ。 ホッとして笑う私に、先生が言った 「お母さん、笑い事じゃないですよ、このままじゃゲン君、大変なことになりますよ。周りを見て注意することなんて全くないし、床にはプリントがいつも散乱しているし、机の中はゴミだらけ、なんとかしてください」 私「ははは、確かに