この世で一番こわいもの。その先にあるもの
以前、営業マンを10年程やっていたこともあり、
人と接することはめちゃくちゃ得意だ。
相手の話を聞くのも得意
話の内容をよく覚えていて、
次に会った時、会話を膨らませると
喜んでもらえることがうれしかった。
それだから人付き合いが全般得意かと言うと、
決してそんなことはない。
むしろ、
集団行動は苦手、
空気を読めない、
単独行動が楽で、
でも一人は寂しいという、
超面倒な性格だなあと年を取って
気がつくようになった。
人と接することは好きなのに、
集団行動は苦手。
この2つは、イコールではない。
夫がいない今
買い物も一人、
映画も一人がいい。
ご飯は誰かと食べたいけれど、
一人でも大丈夫。
このままだと孤独死が待っているかも。
コワイな。
そんな私が最も苦手とすること、
それは「自己開示」。
人生のテーマだと突きつけられている「自己開示」。
自分のことを話すことが好きではなく、
むしろ全部内に入れてしまって
鍵をかけてるくらいの開示の反対だ。
開示の反対語はなんだろう。
グーグルで調べてみた。
まず、自己開示とは、
他者にありのままの自分をさらけ出すこと。
強みだけではなく、悩みや弱点なども含めて開示すること。
なるほど、苦手だ。
ありのままの自分をさらけ出せない。
弱点は開示できるけれど、
不幸そうに思われるだろうことは
開示するなんてあり得ないと思っている。
だから、友達がすくないのか。
友達うんぬんはさておいて、
noteを書くということは、
自己開示をするという究極なんではないだろうか。
そこに、気がついているので、
うーっむ
中々踏み込んで書けてはいない今の状況。
言葉ではうまく伝えられないけれど、
文字であれば気持ちを届けるのが
実は得意だったりする私。
そう、自己開示するなら、文字で。
Instagramで
ぼちぼち自己開示を始めてみたけれど、
全体に見られるようにしているため、
どこでどう誰に見られているかと思うと、
自己開示する怖さも大きい。
しかし、夫が亡くなって、
失うものは何ひとつない。
強いて言えば、この命だけ。
財産もないし、地位も名誉もない。
ただ、家族には迷惑はかけられない、
それだけは死守しよう。
本当に作家さんって、すごいと思う。
芸能人もだけれど、
家族も含め、表に出している方は
全部丸出しにしている訳ではないだろうが
リスクも大きいと思う。
それも有名税だし、
有名人には切っても切れないものだろうから、
しょうがないのだろう。
そこで、私。
有名でもないのに、経験を書いていいのか?
こんな時、俯瞰すると、
一般の人の体験がリアルでいいんだと私は思う。
現実で起きていることをなるべくリアルに伝えていく。
前にも書いたけれど、
必要としている人に届くように、書く。
読者はきっと同じような境遇か、
気持ちを共有できる人に限られてくるんだと思う。
そもそもnoteの仕組みを知らずに、
どんどん記事を書いているのだけれども。
書くことが重要かなと思う。
忘れないうちに、リアルな気持ちを文字で残しておくこと。
これが結局自己開示につながっていくんだろうな。
私と同じようなことで悩んでいる人に届けるのなら、
自己開示が怖いなんて言ってらんない。
ここからの人生は誰かの役に立つこと。
であれば、経験をとにかく伝わるように文字にしていこう。
自己開示のその先にきっと何かがある気がする。
経験を文字にしていこう。
(5ヶ月目)
新堂きりこ