アスリートがスポーツ意外に好きを持つには?
プロアスリートとは、好きを極めてそれを仕事にした限られたプロフェッショナルである。
そのアスリートは、現役を終えると現役よりも長い時間の次の仕事を探さなくてはならない。
そして、その転職のタイミングは、普通の仕事とは違い、ある日突然訪れるかもしれないとても難しい転職となる。
そんなアスリートが、人生を賭けて打ち込んできたスポーツ以外に好きなことを見つけるというのは、とても難しいことだ。
しかしそれは、いずれ必ず考えないといけない。
では、どのようにそれを考えればよいのか?
それには、一度自分が取り組んで来たスポーツを解体して考えてみるとよい。
ではサッカーで考えてみよう
というようにポジションだけでもタイプが分かれる。
サッカーでMFをやってる人はバスケをするとガード的なプレーが好きでバレーをするとセッターが好きだったりする。
要するに好きなプレースタイルがある。
これを仕事に置き換えてみよう。
FWの人はとにかく仕事を決めたり売上を上げることが好きかもしれない。
MFの人はグループのマネジメントをしたり、プロジェクトをまとめたりするのが好きかもしれない。
DFの人は、リスクヘッジが得意かもしれない。
自ずと自分のプレースタイルから、向いてる仕事がわかることもある。
好きなことを選ぶ選択肢が少ない?
もう一つ、プロアスリートはスポーツだけに打ち込んで来たため、スポーツ以外の経験が少なかったりする。
人が目標設定をするとき、それは大抵の場合自分の体験から設定することが多い。
例えば、Jリーグを観に行ってからJリーガーになりたいとか、バックパッカーしてみて、世界一周してみたいなど。
私もずっとサッカーをしていたが、海外含めいろんなところへ遠征に行ったが、観光をほとんどしないし、休みが少ないので旅行の経験がほとんどなかった。
アスリートの現役中もトレーニング以外に何かする時間というのは中々取りにくいかもしれないが、その中でもとにかく経験を増やす努力をしてみてほしい。
色んなことに興味を持ち、体験をしてほしい。
するとその中から追求したくなるものに出会えるかもしれない。
それが将来自分のやりたい事に繋がるのであれば大きな収穫になるだろう。
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