稼ぎ方のリスクヘッジできてる?
自分がいつ起業したのかという明確な定義はよくわからない。
お金を自分で稼ぎ始めたのは21歳のとき、クラブイベントや飲み会などを企画したことが最初だった。稼いだお金は一月で数万円ほど。生活できないからアルバイトをして生計を立てていた。
バイトを辞めたのは23歳。自営業だけで生活ができるようになった。
法人を登記したのは26歳のとき、事業内容的に法人格が必要となったから登記をしたのがきっかけである。
当時”副業”という言葉はそれほど使われていなかったため、自分でお金を稼ぎだした時が"起業”という意識だった。
それで言うと今の時代はほとんどの人が”起業”をしているのかもしれない。
まぁそんな定義などどうでもよい。
要はお金の稼ぎ方(スキル)をどれだけ持っているのかということ。
有名なロバートキヨサキ氏の言葉を借りるのであれば、
お金の稼ぎ方は4種類しかないわけで
E(employee:お給料)S(self employee:自営業)B(business owner:経営者)I(investor:投資家)
の、どの方法でお金を稼いでいるのかというだけの話。
どの方法がどうなのか、という話はさておき
今問題になっているコロナウイルスの影響によりリスクになっている人は、おそらくこの稼ぎ方の選択肢が少ない人、又はE(employee:お給料)の稼ぎ方しか経験のない人。
雇用がないのであれば如何なる方法でも稼ぐしかないのだが、雇用しか選択肢のない人はそれだけを追い求めてしまう。
この時、100円でも自分で稼ぐ方法を知っていればとりあえずそれでお金を生み出せる。
また、商売をしている人も、今回特に飲食業や旅行業の人は特に苦しい想いをしているだろう。
その時に、違う事業もやっていたらどうだろうか?
もしかしたら、影響の少ない事業を持っていればなんとかそれで持ち堪えられたかもしれない。
サラリーマンであれ、経営者であれ、稼ぎ方のリスクヘッジは常に必要で、1箇所からのお給料しかない人はそれがなくなればリスクで、1事業で経営してる人は、その業界が倒れると大変になる。
常に収入源の選択肢を持つということが必要だと言うことを今回の件で学んだ人は多いのではないかと思う。
その重要性は諸先輩方から21歳の頃から教わっていたため、常に3つの収入源を切らない状態を今日まで作っている。もしかしたら一つに集中していたら3倍の収入になっていたかもしれない。
でも今回の件で倒産していたかもしれない。
一応今日現在生存していることを踏まえると自分の選択は間違ってなかったとは思う。
コロナの影響で、リモートワークというワークスタイルが広まり、評価基準が成果主義になっていく。そうすると、近い将来雇用と言う概念がなくなるかもしれない。
そのときにあなたに求められる成果はなに?
それを全ての人が考える必要があるのではないかと思う。
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