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NewsPicksソーシャル編集部が注目するコンテンツ、9選(2020年8月)
こんにちは。NewsPicksソーシャル編集部の櫻田潤(@jun_saq)です。
ソーシャル編集部メンバー3人が、8月に注目したコンテンツをコメント付きで紹介します。
〈8月、注目のコンテンツ〉
まずは1人目、土山さんによるセレクトからお届けします。
土山晴矢(@hdoyama)
1980年生まれ。石川県出身。2017年2月にNewsPicksに入社し、マーケティングに携わった後、現在はソーシャルメディアを担当。好きなニュースジャンルは、テクノロジー、音楽、海外サッカー、ファッションなど。今熱中しているものは松本清張作品で、オススメは『陽炎絵図』と『神々の乱心』です。
noteで執筆した記事:「人生は公平ではない。そのことに慣れよう」── いま心に響く、5つの言葉
【Pick 1】いたずら好きが集まった「インターネット界のバンクシー」
エアマックスをリメイクして聖水が入った「キリストの靴(Jesus Shoes)」を作ったり、現代美術家のダミアン・ハーストの作品を大胆にも切り取ってパーツで販売したりする、クリエイティブ集団MSCHFを、その作品を通じて紹介する記事。
10名ほどいるチームには役職がついてないものの、アイデア出し、開発、そしてディストリビューションとマーケティングと3つの役割に分かれて動いているMSCHF。
CEOのGabrielさんはMSCHFをただ「いたずら好きの人たちの集まり」と呼んでいて、「会社であることをあまり考えたくない」とのこと。作品はもちろん、MSCHFの理念・哲学・チームに、ニューウェーブを感じ、とても興味が湧きました。
【Pick 2】ジル・サンダーとユニクロが再会
ユニクロとデザイナーのジル・サンダーによるコラボレーション「+J」が今秋復活することが発表されました。
ユニクロのイメージを「安いけど、ダサい」から、「安くて良いモノ」に変えた、コラボレーションは、今回も大いに人気を博すでしょう。
ユニクロのWEBサイトで公開されているインタビューを読むと、ジル・サンダーのデザイナー、そして人間としての「哲学」を感じ取ることができます。個人的には、小林一茶の俳句集が必需品であるところが、意外で面白かったです。
〈関連するNewsPicksの記事〉
【Pick 3】ネイマールとナイキの別れ
メッシとバルセロナの関係と時を同じくして、永遠に続くと思われた、ナイキとネイマールの関係が突然終わりを迎えました。
13歳の時に契約を結んでから、15年に渡って続いてきた契約の解除の一報には、かなり驚かされました。
あと5年以内に訪れるであろうクリスティアーノ・ロナウドの引退後には、ナイキ契約選手のトップに立つはずのネイマールを失うことの商業的マイナスを受け入れる程、過大な要求がされたということでしょうか。
プーマがウワサされる中、ネイマールがどのブランドと契約するか、目が離せません。
🎨 👚 ⚽️
つづいて、2人目、松嶋さんによるPickをお届けします。
松嶋こよみ(@koyomimatsushima)
東京下町生まれ。NewsPicksでは主にオリジナル記事のバナーや図版のデザイン、Twitter用オリジナルコンテンツのデザインを担当しています。海外旅行・読書・映画鑑賞が趣味で、人と話したりお酒を飲んだりしながら、答えの出ないことを考えるのが好きです。好きなニュースジャンルは国際・ファッション・科学・小売などなど、自分ごととして捉えやすいもの。
noteで執筆した記事:ゲイツ、イーロン、オバマ…世界のリーダーの愛読書15選
【Pick 4】コロナ疲れ × 夏バテを乗り越えるヒント
ようやく涼しくなり、秋の気配を感じられるようになりましたね。
うだるような猛暑日が続き、気分転換の旅行もしづらかった今年の夏、生活リズムを崩してしまった方もいるのではないでしょうか。
NewsPicksのTwitterアカウントでは、『フルライフ 今日の仕事と10年先の目標と100年の人生をつなぐ時間戦略』(石川善樹 著)から少しだけエッセンスを抽出したコンテンツをご紹介しました。
💪 #10秒ヘルスケア 💪
— NewsPicks [ニューズピックス] (@NewsPicks) August 17, 2020
夏休み明け、リズムをつくるアイデア3選 pic.twitter.com/7lbLwEBI0o
時は金なり。石川さんの時間戦略のアイデアは、季節にかかわらず試す価値のあるものばかりです。
〈Twitter画像の元になった連載〉
【Pick 5】Neuralinkが動き出した
先月の注目コンテンツでご紹介したニュースのアップデートです。
イーロン・マスク率いるNeuralinkが28日に最新のAIチップと手術ロボットを発表しました。
例えば記憶喪失、失明、うつ症状、中毒症状、不眠症の共通点は、神経細胞から送られる電気信号のミス。それらのミスを正すデバイスがこんなにスタイリッシュな形で実現できるかもしれないのか、と驚いてしまいました。
まだまだ実用段階には至っていませんが、将来はレーシック手術を受けるような手軽さを目指しているそうです。
【Pick 6】 コードが書けなくても大丈夫
コーディングせずにオンラインサービスやアプリを作れるツールが続々と登場しています。今回、NewsPicksでの「ノーコード革命」特集のデザインを担当し、ムーブメントを体感しました。
クリエイターの総数が増え、ますます便利で面白い世界になりそうな気配です。
その中でやはり大切なのはアイデア力。たくさんあるツールに溺れるのではなく、最終的に何をしたいのかを常に自分に問いながら、柔軟に使いこなしていきたいなと思います。
☀️ 🧠 💻
最後は僕が気になったコンテンツです。
櫻田潤(@jun_saq)
2010年、インフォグラフィックの実践と普及を目的とする個人プロジェクト「ビジュアルシンキング」をスタート。2014年にインフォグラフィック・エディターとして、NewsPicksに参画。スマホに最適化したインフォグラフィック記事のフォーマットを開発。主にテクノロジー関連のインフォグラフィック記事の執筆・デザインを多数担当。2019年より、チーフ・ソーシャル・エディター。NewsPicks NewSchool第2期で「ビジュアルコンテンツ」プロジェクトのリーダー。
noteで執筆した記事:NewsPicksソーシャル編集部、noteはじめました。
【Pick 7】アンチ教養化を止める
13歳の時にカルチャー誌を創刊、18歳の時にファッション・ジャーナリズム誌『Wallet』を創刊したノルウェー在住エリス・バイ・オルセンさんのインタビュー。
エリスさんは、ライトでファストフード的な「わかりやすく」「親しみやすく」「消化しやすい」コンテンツが求められて、『アンチ教養』化していると警笛を鳴らしています。
僕が専門とするインフォグラフィックや図解は使い方次第で『アンチ教養』化の道具になってしまいます。アンチ教養化は、分断や無秩序を増長することになりかねないため、気をつけたいところ。
【Pick 8】ビリー・アイリッシュと政治
ビリー・アイリッシュの民主党全国大会でのパフォーマンスが持つ意味は何か。ビリーにとって、ポップ・ミュージックの主題はどこにあるのか。
抜粋して書くと不十分になりそうなので、とにかく記事を読んでみて欲しい!
【Pick 9】「フォートナイト」だけじゃない
オンラインでスニーカーを所有できるゲーム『AGLET』のCEOライアン・ムリンズさんへのインタビュー記事です。
ゲーム開発は初めてというムリンズさん。後押しとなったのは、限定品スニーカーを手に入れようとするスニーカーファンの行動がゲームと似ていると思えたから。
デジタル空間と現実空間をつなぐ世界観に、可能性がつまっています。
👕 🎧 👟
以上がNewsPicksソーシャル編集部が選ぶ、8月の注目コンテンツでした。
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