Qholia フィラメントPLA マットグレー と MODERA:PLA Standard【製品比較】
9/17よりFlashforgeより販売開始されたMODERA:PLA Standardですが、Flashforgeユーザーの間では評判は良いようです。
(Twitter上での観測範囲にて)
しかしすでに市場には出力が美しく研磨しやすいPLAとして、Qholia PLAというライバルが存在します。
どちらも微粒子のフィラーを含有してはいますが、フィラーの素材や含有量は非公開のようです。
そこで今回は両者を比較、検証してみます。
値段
それぞれの値段と容量は下記のとおりです。
QholiaフィラメントPLAマットグレー 1.5kg 10,980円(税込12,078円)
MODERA:PLA Standard 500gパック 2,750円(税込み3,025円)
一本価格も安く、100g単価でも安いのはMODERA:PLAとなり試しやすい価格になっています。
しかし特化型の高性能フィラメントとしての容量単価は両者とも安く、価格差が大きいというわけではありません。
大量に印刷する場合はQholiaの1.5kgのリールにはフィラメント切れのリスクや交換時のトラブルも少なくなるという利点もあります。
さて、後発のMODERA:PLAはどこまでQholia PLAにせまるのか......
フィラメント外観チェック
外観ですが写真左がQholia 、右がMODERA です。
フィラメントの状態での色味についてはQholiaの方は名称もダークグレイという事で若干濃いめのグレーとなっていますが、大きくは変わりません。
(後述しますが、印刷すると色味が変わってきます。)
写真では分かりずらいのですが、Qholiaは表面がややサラサラとした感触で、反射が抑えられているのが感じられます。
対してMODERAの方は一般的なフィラメントと同様につるつるとした表面です。
造形物の色味
まずフィラメントの時点では大きく色が変わらなったのですが、印刷してみると明らかにQholiaの方が濃い色になりました。
比較してみるとQholiaについてはフィラメント時点での色よりダークな色合いになっているのが分かります。
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