Stratasysのチャンバー特許消失までのカウントダウン
2000年代初頭の3Dプリンタブームの理由の1つはStratasys社のFDMマシンの基本特許の有効期間が終了したというのがあります。
それによってRepRapプリンターが生まれ、その系譜に連なる様々な形状、様式のFFF3Dプリンターが販売されています。
2021年2月27日に失効する加熱造形チャンバー特許
そして2021年2月27日に大きな特許である加熱造形チャンバー(Heated Build Chamber)の有効期限が終わりを迎えます。
これにより密閉式造形エリアにホットエアやヒーターを自由に配置することができるようになります。印刷は安定し、高温が必要な樹脂の印刷が可能になり、そして装置の寿命も延長されます。
期限切れになる特許(US6722872)とは
申請より20年経過して特許切れになるのはUSパテント:US6722872と呼ばれる特許です。
内容については下記のリンクから見ることができますが、ポイントを解説しましょう。
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