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SNAPMAKER用スライスセッティング【Cura】

※20190612_更新しました。
記事末尾のCuraセッティングを更新しました。
Cura4.1でZ_maximum speedが未設定の為一時停止する問題が解決されます。


SNAPMAKERにはAll in Oneな純正のスライス・制御ソフトとして"Snapmakerjs"が提供されています。

設定項目も少ないし使い勝手もいいんですが、3Dプリントに関してはちょっと速度が遅いという点があります。
原因はいくつかありますが、
・リトラクションが不要に多い
・インフィルが接続されていない
・印刷速度が全体的に遅い
・サポートの設定が悪い
とかでしょうか。
ちなみに標準品質0.15mmの印刷ピッチでFDMtestが9H40mという感じです。

改善点など

というわけで不満点をCuraにぶつけます。
・リトラクションを6.5-->1.0mm
(ダイレクトエクストルーダーなのでこれぐらい)
・ZHopを設定
・インフィルを接続&ジャイロイドインフィル
・スピードを調整して品質とスピードをバランス
・Roof Support Interfaceを設定

あとはI3 MEGAの設定と同じ感じで他にもいろいろ変更します。

結果

スピード重視ですが、品質の犠牲は最小限な感じのプロファイルを作ってみました。
積層ピッチ0.15mmとインフィル15%の設定で4h4mの印刷予想時間です。
実時間は5hぐらいでしょうか。(ちょっとずれがあります。)
半分ぐらいの時間で十分な品質がある感じになっています。


サポートのオーバーハング閾値については冷却風のダクトを作って改善するともう少し攻められます。(サポート角度50-->55°ぐらい)

改良版プロファイル

公開しておきますので使ってみてください。
シェル厚みなどはSnapmakerJsベースなのでお好みで変更してみてください。

使ってみた感想、フィードバックなどお待ちしています。

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