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PrusaSlicerは2.3.0-alpha2でリリース間近か?

PrusaSlicer 2.2の正式リリース(3月22日)以降も、PrusaSlicerは機能改善が弛まず進んでいる。
先日PrusaSlicer 2.3.0-alpha2(開発者向けのテスト版)のバイナリデータが公開されたので、このアルファ版に搭載された新機能を見てみようと思います。
もちろん今後機能の再修正や追加で及び削除が行われる可能性はあります。

モデルへのペイントによるカスタムサポートの生成

紫外線硬化型のプリンタのようにモデル上にサポート場所を追加で指示することができるようになりました。
また、サポートしない箇所の指示も同様に可能になっています。

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モデルへのペイントによるシーム位置の指定

今までもPrusaSlicerは賢くシーム位置を内側に隠したりオーバーハングにシーム位置が来ないように避けたりしていましたが、アドバンス及びエキスパートモードで手動でシーム位置を誘導する事ができるようになりました。
ペイントによる指示のない箇所については現行バージョンと同様に処理されるとのこと。

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アイロニング

様々なスライサーでアイロニングあるいはアイロンがけと呼ばれている処理が追加されます。
これは通常のトップ層に対してノズルから少しだけ樹脂を出しつつトップ層にノズルを擦り付ける事でより平滑な平面を得ようとする処理です。
PrusaSlicerのリリース当初からアイロニング機能についてはユーザーから望まれており、やっとPrusaSlicerがCuraやSimplfyに追い付いてきたというところでしょう。

モノトニックトップインフィル

モノトニックインフィルについては私も初めて見る機能です。
トップのソリッドインフィルを単一方向からのみ行うことで美しいトップ面を得ることができる機能になっています。

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出来上がりの違い
左のRECTILINEARは斜めに切り替わり箇所が表れているのがわかります。
グレーで違いが分かりやすい樹脂色で、斜めから意地悪に撮影した物でしょう。
RECTLINEARでは色の違う部分で走査方向が逆転していますが、MONOTONICでは走査方向は全体で同じです。

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