グーテンベルクが10倍速のFFF機を開発
10月12日の日刊工業新聞に素敵な記事がありましたのでご紹介。
極東製作所を中心とした中小企業4社(3DXs)は速度、加速度共に一般的な3Dプリンターの10倍速となるFFF方式の3Dプリンター(G-ZERO)を開発したとの事。
ビルドボリュームは250x200x200程度、価格は100万円程度とされています。
ひさびさに国内開発の機種が登場です。
高精細な造形物で定評のあるQholiaを開発する久宝金属も開発に加わっており、期待がもてます。
記事の通りの速度なら他の30~100万円程度の価格帯の機種を圧倒するものになる可能性もありますね。
10月29日と31日に展示会もあるとのことですので、気になる方は行ってみてはいかがでしょうか。
やめやめ!やめ!他人行儀な記事はここまで!
表立ってお知らせはしてきませんでしたが、ここ2か月ほど更新が滞っている理由がコレでした。現在試作機の仕上げ中です。量産は来年の初旬ごろになる見込みです。
3か月と少しでよくこれだけ作ったなという超突貫スケジュールで進んでおり、開発チームのメンバーは少ないですが、これ以上ないほどのメンバーが集まっています。
自分用のプリンターを作りたいなと5月ぐらいまで考えていた気がするのですが、気づいたらこんなことになっています。
新聞記事には無かったもうすこし大きな写真をどうぞ。
上の写真、もろにPrusaのPIEビルドプレートが映りこんでますね.......
そういうサイズです。
大きすぎず小さくなく、80パーセント以上のユースケースに十分なビルドサイズとしてはこれぐらいでしょう。
概ね1日でビルドボリューム全体に及ぶ印刷が可能な範囲となる見込みです。
超スピードを実現するためにメカニズムにはCORE-XY、制御にはklipperが採用されています、それ以外にも様々な工夫が凝らされています。
各種ソフトウェア補正がキッチリ利くように強固なフレーム、各部のコンポーネントを吟味しています。
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