あの会見について
さて、こんにちは。さっきぶりですね。
今回はこのnoteを始めようと思った最大のきっかけでもある某会見について触れていきたいと思います。
仲の良い方なら、もう、何のことだか分かって下さってるかも知れませんね…。
そうだとしたら、たぶん、大正解です。
NEWSのことです。超絶長くなります。
私は小学生の頃からジャニーズグループのNEWSが好きでした。
が、しかし、好きになった途端、メンバーが2人減りました。
母親が「芸能人に興味がない」「他人にお金を使うなんてアホらしい」という考えの持ち主であるが故、言うまでもなくジャニーズに触れる機会はなく、私自身が10代になるまで所謂『推しごと』等には興味もありませんでした。(とは言え母親は学生時代近藤真彦さんの親衛隊をやっていました。何があったんでしょうね。笑)
友達が山Pを好きだったというだけで、6人時代は曲を知っている、結構好き程度の、完全なる"にわか"でした。
休止期間、テゴマスの楽曲を聴き、「早く復帰しないかな〜」と思っていた小学生時代。
そんなこんなで時は流れ、中学校に入学した私を待っていたのは、重度のNEWSファンである吹奏楽の同期でした。
たった7人の同期の中で1番家が近かった彼女との出会いが私の人生を変えました。
部活後に彼女の家に行った時に見せられた1本のDVDには、秩父宮ラグビー場で泣きながら歌う4人の姿でした。それは復帰した4人の雄志でした。『美しい恋にするよ』というコンサート。あのチャンカパーナが初披露された舞台です。
6人時代の活躍をこの目で見ていた訳でも、(親が許してくれなかったので)FCに入っていた訳でも、ましてやアーティストのコンサートというもの自体に行ったことのなかった私にとって、そのコンサート映像は衝撃的そのものでした。
大勢のファンがうちわやペンライトを持ち、キラキラした目で4人を見つめ、ファンが泣き、メンバーも泣き、かと思えば会場内の全員が笑顔になったり声を出したり、なんて素敵なんだと思いました。
その日から私は更にNEWSが好きになりました。感情としてのオタクライフの幕開けです。
一度ハマったらのめり込むタイプの私は、全シングル全アルバム全DVDを集め、聴き漁り、知らない曲がなくなりました。
実は好きになった当時は「小山慶一郎が好き!」から入ったのですが、知れば知るほど加藤シゲアキの魅力に引っ張られ、テゴマスの歌唱に感動する毎日…。みるみるうちに4人のNEWSが大好きになりました。
中学生の間は部活もあったり親の反対もあり完全に在宅でファンをしていました。CDを集め、テレビは必ずチェックし、ラジオを聴く、そんな感じです。
高校にあがり、晴れてFC会員になり、念願のコンサート(実は部活サボってコンサートに行っていました(もちろん年1回だけですよ))。
4人のNEWSの武器は何と言っても彼らの持つ世界観でした。コンセプトを持ったコンサート、楽曲、一人ひとりの個性が詰まったソロ、仲の良さと愛が滲み出るMC、そして衣装。
noteでも書き切れないほどの魅力が詰まった彼らのステージ。
一度観て欲しいものです。
観てもらえたら伝わると思うんですよね。
一人で悩んだ受験期、部活で壁にぶつかった時、友人関係に泣いた時、親と衝突した時、恋愛が上手くいかなかった時、自分が嫌いで仕方なかった時、笑い方を忘れてしまった時、数々の辛い場面で支えてくれて笑顔にしてくれたのは紛れもなく4人のNEWSでした。
山ほどの試練を乗り越えてきた4人。その4人だからこそ、表情、歌声、メロディ、歌詞、全てに背中を押されてきました。
小山慶一郎の感情のこもった歌声、
加藤シゲアキの艶やかな歌い方、
増田貴久の安定感のあるメロディに、
手越祐也の美しいハモリ。
4人いてこそのNEWSの声でした。
彼らは非常にファンとメンバーを大切にするグループです。
度重なる不祥事や、何度もあったメンバーの脱退、ファンの減少がそうさせたのかも知れませんが、確かに愛されてるな、必要とし合ってるな、と感じさせてくれるグループです。
だからこそ、「ずっと一緒にいようね」「愛してるよ」というアイドルらしいセリフを、純粋に、信じて受け取ることが出来ていました。
コンサート内でファンの声を録音し、楽曲に使用したり、コンサートでは当たり前のようにファンの歌うパートが用意されていたり、SNSを堂々とエゴサしていたり、「俺らのファンは最高」って色んなところで言いふらしたり、例を出したらキリがないくらいに愛されていました。
一人でバラエティに出ても、一人で報道番組に出ても、一人でドラマに出ても、書籍を出しても、いつもみんながみんな、他所で他のメンバーの話をしていました。
だからこそ、絶対に、もうメンバーが減ることはない、そう信じていました。
4人になってからも不祥事や熱愛報道、脱退説などは沢山ありました。とは言えメンバーの活動休止も正直慣れたもので、「無期限休止か〜、小山は無期限言うても1ヶ月だったからな〜手越はいつ戻ってくんだ?w」くらいの、軽い気持ちでいました。報道が出ても全く疑わず不安にも思いませんでした。
そんな中、6/18にあった配信で、3人は手越祐也のソロパートを歌いませんでした。ファンにとっても4人にとっても大切な曲、U R not aloneの手越祐也のソロパートを。
「あの日躓いて 蹲み込んでしまう程の痛みさえ」
ファンはもちろん、メンバーも、手越祐也本人も、コンサートでは感極まって泣いてしまうようなそのパート。色々あった彼らと、そのファンを支える最高の曲の最高のパート。
そのパートを歌わなかったんです。
普通の考えだったら「あー、手越の居場所はここだよってことか。帰ってくるんだ。良かった〜!」って、そう思いません?
私はそう思いました。より復帰を確信し、安心しました。
しかしその翌日、6/19、その日はやってきました。
仕事終わりに号泣しました。その日は泣き続けました。現実を受け入れられませんでした。
は?脱退?嘘でしょ?そう思いました。
しかし公式からのお知らせに、ネットニュース、残された3人からのFC会員へ向けたメッセージ動画が現実を突きつけてきました。
【すみません、この記事引く程長いですね。続きます。】
6/23 18時からの緊急会見、もちろん2時間、リアルタイムで見続けました。
それが問題だったのかも知れません。
見れば見るほど、聞けば聞くほど、納得出来なくて。
会見中、何度も何度も、彼は「メンバーのことも、ファンのことも、大好きです」と言いました。
「個人の活動は出稼ぎというか、全てNEWSに還元するためにやってきた」と言いました。
自分のやりたいこと=NEWSの為、と。
そして「やりたいことをやるのに、ジャニーズは足枷になっている」というような主旨の発言をしました(これはざっくりとした要約でこんな言い方はしてないです)。
そこで思ってしまったんです。というか気付いてしまったんです。
……それって要するに「大好きなNEWSに還元するためにNEWSを辞めたい」ってことにならないか?えっ?
と。
聞けば聞くほど「うん、で、結局辞める意味ある?」と思いました。
「やりたいことをやらせてもらえない」「オファーがあってもコラボすらさせてもらえない」「SNS等を使った発信が出来ない」がほとんどの理由だったみたいですが、「それってあんたが不祥事起こしすぎたから信頼されてないだけなんじゃないの?」と、率直に思いました。
何をしても見逃してもらえて許されるのは、彼の人柄だし、長年かけて確立してきたキャラだから、大好きでした。
そのキャラがきっかけで手越祐也を好きになる人や、そのキャラを必要としているバラエティ番組、そのおかげで盛り上がるMCがあったから。
でも、それを辞める言い訳にして欲しくなかったし、足枷扱いして欲しくなかった。だってどう考えても自業自得じゃないですか。
その自業自得を理由にファンやメンバーをまた傷付けて裏切って、それってキャラでも何でもないし、手越イズムに反するのでは?と思いました。
イッテQの手越祐也が好きな人、NEWSと言うより手越祐也のファン、ちょっと会見を見てみただけの人、そして私のようなNEWS全体のファン、人によって今回の会見の捉え方は全然違ったと思います。
「笑ったりおちゃらけたり、手越らしいじゃん!」と思った人も「何笑ってんの?」「何が言いたいの?」と思った人もいたと思います。
私は全然納得出来ませんでした。それは今も変わらずです。
今もなんだか休止期間中のような、辞めた実感が全くありません。
大切に育ててきた4部作、その集大成であるSTORYを捨ててまで叶えたかった夢って何ですか?
17年寄り添ったグループとファンを捨ててまでやりたかったことってなんですか?
もっと真っ当に過ごしてれば今の時代YouTubeやTwitterは出来てたんじゃないですか?
それでも「個人の活動も応援するのが本当のファン」とか言われて、「私はどんな手越くんでも応援するよ💕」とか言わないといけないみたいな風潮、本当に辞めて欲しいです。(これが言いたかった)
"本当のファン"とかなんであんたに定義されなきゃいけないの?と思いました。
別に良いでしょ何だって。捉え方なんて人によるんだから。
とにかく未だに納得出来ていないし、もちろん3人のNEWSのファンを辞めるつもりは微塵もないですが、個人の活動を応援するかどうかはちょっと怪しいです。
ちなみにDVDを観せてくれた彼女とは今もずっと仲が良く、一緒にコンサートに行ったり、カラオケでNEWSの観賞会をしたりもする仲です。…まぁ正確に言えばそういう仲でした。
「もちろん3人のことは応援したいけど、手越くんのいないNEWSを受け入れられないし、沸けないかもしれない、怖くて行けないし怖くて推せない」
そう言っていました。
10年以上のファンにそう言わしめたんです。
貴方は自ら起こした不祥事で足枷にハマり、自分のファンだけではなく残された3人のファン、4人のNEWSのファンも、NEWSを通じたファン同士の絆失わせたこと
辞めたなら、
その責任と覚悟を背負って活動して欲しい。
確かに3人でもやっていけるとは思う
だけどやっぱり歌とかキャラとか人気とか、そして何より気持ち的な面で、3人が失ったものは大きいから。
何やかんや言っても私は4人のNEWSが大好きだったし
手越祐也のことも大好きでした。
だから、きっと、応援しちゃうと思う。
もう後悔させないで欲しい。
長々と語りましたが、結局はそこです。
胸を張ってファンと言わせて欲しい。
結局はそれだけです。
付き合って頂いてありがとうございました、ちょっとスッキリしました。納得はしてないけど。笑