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Photo by
satomigoro
『野球のプレシーズン』真冬のりんご投げ事件
今回の事件は自分が高校時代に主犯格となってやった事件です。
前置きとして、僕らの高校はアメリカの北に位置していたため、冬はとても寒くマイナス30度になるようなことはざらにありました。
簡単に何をしたかまとめると、毎食後りんごを学食の隣になる鉄の棒に向かって投げてぶつけると言うゲームです。
とても頭が悪そうなゲームですが、色々な遊びに飽きていた当時の僕らには画期的に面白いゲームでした。なぜかと言うとりんごを緩く投げて棒にぶつけても、りんごは割れません。りんごを当てるためにはスピードと正確性両方ともに必要でした笑
冬の2、3ヶ月間ほぼ毎日僕らはこのゲームを続けた結果なんと250個ほどのりんごを投げていたようです笑
なぜ250個とわかったのか?
それは徐々に暖かくなり始め、雪が溶けてくると地面には信じられない量のりんごが落ちていたそうです。しかもりんごは雪で冷凍保存されほとんどのりんごが腐っていない状態で保存されていました笑
結果的に次の日の朝会で理科の先生がこのりんご事件は環境を傷つけているということで、もし今度りんごを投げている人間がいたら、罰則を与えると言っていましたが、これまた不思議。
僕らは冬の間、校長先生や生活指導の先生の目の前でも実際にりんごを投げていたので、僕らが犯人だということは普通にバレていたと思います。
なのに、僕らは一切罰則を食らわずに事件は闇へと葬り去られました。