デザインとは? no.04
今回も前回の続きです。
『デザインにぴんとこないビジネスパーソンのための”デザイン経営”ハンドブック』より
イントロダクション デザインとは「社会」を知ること-若林恵さん
~つづきから~
前半の部分を読んでいてふと以前読んだ本の事を思い出しました。
論理的・定量的・目に見えるものだけで判断をしていくことの限界。
データや情報の積み上げだけでは結局みんな同じ答えになったり、
オリジナリティが感じられないものになる。
大事なのはその中でいかに自分なりの着眼点や切り口を持つか、
美意識や感覚的な良さを感じられるかどうかなのではないでしょうか。
後半の部分ではデザインの役割に触れられています。
このような役割を果たすには、デザイナーならではの視点や切り口、世の中や社会に対する眼差しが大事になりそうですし、それを感性をもってして捉えたり表現していく能力が必要になると改めて認識できました。
それと同時にそういったものの価値を理解できる企業や経営者が少ないというのがここで指摘されていることだと思います。
自分は経営者ではないので、まずはそのようなデザイナーとしての役割を果たし、社会に対して価値あるアウトプットを行っていきたいと思います。