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バンコクから南へ 2024年4月3日写真日記
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バンコクを夕方6時過ぎに出て南下。途中何回かGSに寄って休憩、12時間後には南部スラーターニー県の山間のダムへ。野良犬が10匹ぐらいいたものの、何匹かは人間に慣れていて道案内をしてくれた。
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スラーターニー県はとかくサムイ島が知られているが、県土のほとんどは山が占めていて、ラッチャプラパーというかなり大きなダムがある。
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朝早くから客を乗せてダムをさっと回る船が出ていて、船賃は1人500バーツ。最近の円安のレートで計算すると2,000円を超えるが、タイ国内にいてそのつど円換算などしないので、1,500円ぐらいの感覚。
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さっと回るといっても2時間ほどで、500バーツは高くない。朝早いため、雲が低いところに残っている。
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一番の見どころにちょっと長く停まってくれたが、日が昇っていないので暗い。多分、正午を挟んだ数時間のトップライトでないと、日が差し込まないと思う。
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朝日を背に、ダムに浮かぶ掘っ立て小屋に向かう。電気が通るれっきとした宿泊施設らしい。
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尻尾の赤い鯉みたいな魚がわんさかいた。後でネットで検索したら「Red Tailed Tinfoil」とヒットした。
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御椀一杯10バーツ(40円ほど)で買った、ポップコーンに使うようなトウモロコシをまくと怖いぐらいに寄ってくる。
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ファラン(欧米人)が乾してそのままのビキニ。宿泊客のほとんどがファラン。
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船着き場に戻る。日が昇ってきてダムに色が出てきた。景色は良いものの、40~50kmのスピードは出ているはずで、女子は帽子を被っていないと髪が心配になるかと。
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切り立った山が特徴的で、写真だけだと海だかダムだか見分けがつかなくなる。水面がいたって穏やかなので、ここは海ではなくダム。
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船着き場に戻って食堂で朝食を摂る。どこから現れるのか、ファランを乗せたボートが続々とやってきた。ダム内に何カ所も宿泊施設があるらしい。大きなスーツケースを抱えて船から降りる客が多かった。
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ラッチャプラパー・ダムから車で2,3時間。プーケット島で最も賑やかなパートーン・ビーチへ。プーケットは10年ぶりで、島内の交通渋滞がひどく、車の量が10倍に増えたのではないかと思うほど。昔は渋滞など発生しなかった。
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旅行者も増えた。ほとんどファラン。昔はパラソルがない場所で寝転んでいる人などいなかったように思う。そもそも気温40度近くで日光浴しているなんて…。
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人がいない光景を撮ってみたかったが、あまり成功しなかった。ビーチからは30分で撤退。
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ホテルにはアジアからの旅行者の姿が見受けられた。それでも多くはファラン。タイは圧倒的に、欧米からの旅行者で賑わっている。
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ビーチフロントではないが、シービューの部屋。大人3人で3,500バーツほど。円安換算でざっと1万5,000円。ハイシーズン最中&シービューでこの料金は、昔より安くなっている感あり。
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水平線に沈みそうだったが、やっぱり雲があった。島やビーチが写り込まないと、どこの海で撮ったか分からなくなる。