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たった30分の東尋坊

2022年11月6日

 大阪から福井への特急は時間どおりの運行で問題がなかったのだが、その前を走っていた普通列車が異音の発生で緊急停止、自分が乗っていた特急を含む後続の列車数本のダイヤが乱れた。結局、福井には15分遅れで到着し、10分ほどの待ち合わせで乗るつもりだった「えちぜん鉄道」の列車に間に合わず。

 当初は同鉄道の三国港駅からバスに乗り継いで東尋坊に行く予定だったが、下りる駅を芦原温泉に変更し、乗り継ぎ時間がやけに長いバスに乗って東尋坊へ。もともと1~2時間しか見込んでいなかった東尋坊での見学時間が一気に30分程度に短縮されてしまった。

 電車に乗って日本をあちこち動き回っていると、JRも遅延がかなり多いことを実感する。地方では今回のような「異音を認識した」とか「動物とぶつかった」とかの理由が多い。都市圏ではやはり人身事故。乗り継ぎ時間が長いと無駄を感じるが、数分しかないと多少の遅延でも乗り遅れ、以降の予定が大きく狂ってしまう。そもそも、見学時間1~2時間というタイトな予定で回ろうとする魂胆が間違っている。

 ただ、写真を撮るにあたっては、時間が長ければ良いという訳でもない。時間をかければ誰だってそれなりの写真が撮れる、限られた時間内で使える写真を撮れ、というプライドもあるのだが、30分は短かかった。快晴で海の色が映えたので何とかなったという程度の出来。

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