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地元の憩いの場だった「湯けむり展望台」

2022年11月3日

 小倉駅から特急にて2時間ほどで別府駅に到着。駅前から路線バスに乗って20分ほどで「鉄輪」バス停に。すっかり夕方。ここから散歩がてらに坂道を上り下りして「湯けむり展望台」に行ってみる。ネットで検索すると、同展望台からの景色は(誰による認定なのか)「日本夜景遺産」とされていると出てくる。

 展望台に着く手前で山間から海を見下ろす構図で湯けむりと瓦屋根が幾重にも重なり合う景色が見られるが、何とも見づらい電線が邪魔をしているし、そもそも朝日の逆光が似合いそう。

 展望台は住宅街にあった。展望台という名からイメージするような造りとは程遠く、地元の憩いの場といった趣だった。実際、親子数組がキャッキャと遊んでいて、入っていくのがためらわれた。スペースのほとんどが駐車場とトイレで通りがかっただけでは展望台と分からず、景色は金網に張り付かないと見えない。

 肝心の景色といえば手前に茂みがあって何とも邪魔。ここ別府も快晴の天気予報ながら空は雲に覆われている。ネットにアップされている展望台の写真もほとんど曇り空で、いつもこんな感じなのかも知れない。

 日曜や祝日には夜7時からライトアップされるとのことで、この日も待っていればライトアップが始まるだずだったが、そもそも展望台から安易に撮影を済ませようという魂胆がよろしくないと判断。もっと時間をかけて散策した方がいいかも。




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