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花火だと思っていたら噴水だった
2022年11月27日
コロナ禍からの脱却(すなわち景気回復)のため、観光立国のタイはここぞとばかりに、さまざまな観光イベントを打ち出しています。内外の観光客や旅行者の出費に頼る政策、というか各種産業の復興は民間企業に任せっきり、特に外国人から金を巻き上げろという魂胆見え見えで(来年以降に外国人を対象とした入国税の導入が決定、外国人はホテル料金1.5倍案が浮上中)、どうでもいい催し物にさえ「祭り」と名付け、国中にぎわっています。
乾期(寒期)入りして晴れが続くこの時期、バンコクを流れるチャオプラヤー川のほとり数カ所で花火を同時に、それも連日立て続けにという景気の良いイベントが開催されましたが、季節外れの雨で中止の日もあり、残った花火はどこで使うのでしょう。
「今日が最終日です!お見逃しなく!」といった役所(観光庁辺り)からの投稿がSNSを賑わし、それにのせられて写真を撮ってきました。が、ついでに食事と買い物を、と思って行ってみた巨大ショッピングコンプレックスのアイコンサイアム(ICONSIAM)のイベントは花火ではなく噴水でした。
もちろん綺麗だったのですが、まんねりな撮り方しか思い浮かばず、何となく退屈でした。
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