中国輸出入★輸出取止め情報と回避方法について(Returned)


・解説
・なぜこうなったのか
輸出取止めを回避方法について 

上記の流れです。回避出来ている商品についてだけ知りたい方はスクロールしてください。


私は中国輸出入を行っています
しかし2021年6月頃より中国輸出入において輸出取止め(入)が多発するようになりました。
10件に1件程度輸出取りやめとなっていて再送の手配など業務が増えています。

この件について輸入時も同じなので個人でもやっている方が多い輸出時の例で解説します。

まずこの事象についてプラットフォームは関係ありません。
個人発送でもアリババ アリエクスプレス タオバオなど同様の状況です。
そして驚くことに発送方法も関係ありません
Fedex DHL EMS ePacket ,China Post Registered Air Mail ,Cainiao Standard For Special Goods
アリエクご利用の方はAliExpress Standard Shippingも同じです。

様々な商品を様々な発送方法で試しましたが、引っかかった商品に共通点は、一見無いように見えました。
大きさ、重さ、材質、発送場所(中国国内の場所どこでも)

スクリーンショット 2021-09-27 11.06.58

参考までに追跡情報のスクショを貼ります。

プラスチック製品なのにマグネティック(磁力がある)とされて輸出されませんでした。

余談ですが、台湾発送の商品は中国では無いので引き続き今の所全く問題ありません。

逆に回避出来ている商品をリスト化して見比べたとこと今の所一つだけ輸出取止めを回避出来ている商品の共通点を発見出来ました。

何故このような事象が発生しているのか、そして今のところ輸出取止めを回避出来ている商品についての解説をします。

まず何故この事象が発生しているのかについて噂に聞いた内部情報を含めて書いちゃいます。

今までは、ほぼなんでもアリな状況でした。
リチウムイオン電池を含む物でも完全スルーでした。
しかし今はプラスチック製品でも磁気があるとか因縁を付けて輸出取りやめにしてしまいます。それらが始まったのは・・・・

それらが始まったのは中国がTPPに加盟するために検査を強化したためです。
しかし今まで仕事を全くしてこなかった中国の税関職員がいきなり検査を徹底するなんて芸当は当然できませんw
できない結果やっているフリをするしかありません。
適当にピックアップして適当な理由を付けて処分を決めています。
すると仕事をしているように見えますし、証拠も返送しているので後から適当な仕事をしていることが発覚する可能性も低いです。
ただ、こんなことを長く続けると当然問題となるため今後は本当に検査されるようになっていくでしょう。

本題!今の所 輸出取りやめを回避出来ている商品について

今のところ輸出取りやめを回避出来ている商品は小物です。
具体的なサイズ感としてはレターパックライトくらいのサイズの小物は今の所問題なく輸出入できています。

絶妙なのですがレターパックプラスサイズ以上の物は引っかかっています

次に触った感じで見る必要が無いと感じる物もスルーされるようです。
完全に本が入っていると分かる梱包や触ったら人形だと分かるような物も今の所引っかかっていません。

私は60サイズ程度の少し大きめな物がメインだったので、かなりダメージが大きい状況ですが、今後検査がしっかりされれば逆に問題ないジャンルなので早く正常化することを願っています。
リチウムイオン含む電子機器系も取り扱うことがありましたが、今後のリスクに備えて他のジャンルにシフトしています。

これを読んだ皆さんが輸出取りやめにならビジネス的に成功できますように!

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