政治家女子48党(旧NHK党)総会・概要
おつかれさまです。いち市民です。
現在、政治家女子48党(旧NHK党)の党首をめぐり、齊藤健一郎さんと大津綾香さんが争っております。
その論争について、当ブログでは、副党首の丸山穂高さんと司法書士YouTuberの失敗小僧さんの動画を見比べて、勝手にジャッジメントさせていただきました。
私の勝手なジャッジとしては、以下の理由から丸山さんが主張するように、党総会を開催すべきと判断しました。
・大津さん自身が仮処分申請という自身が党首に疑問を持っている行動に出ている。
・大津さんは仮処分にて立花公美さんを党代表者と認めている。その立花公美さんが党の口座凍結や職員の給料未払いなど党の緊急事態収束を理由として、臨時総会を招集することは党規約上認められるし、合理的な判断でもある。
・裁判所は党の実態面を把握しようとしており、大津さんの今回の請求については5月10日の総会の結果も踏まえて判断される可能性が高い。
・大津さんが3月29日に党首を辞任していないとする論拠が無い。
・大津さんがTwitterでの意思表示をしてもそれが党首の意思として有効と言う論拠が希薄である。
そして本日2023年5月10日、政治家女子48党(旧NHK党)の総会が参議院会館の会場にて開催されました。
以下時系列順に要点の概要です。
議決権を有する党員数1414名。
出席数、開会時点で163名。
委任状提出、853名。
出席役員:会計責任者:立花孝志さん・監事:アイハラミカさん・副党首:丸山穂高さん。臨時管理人:立花久美さんは仕事の為欠席。
その他、党首候補として齊藤健一郎さんが出席。大津綾香さんは欠席。
※欠席の為議長に議決権を委任するものの、実際は委任された議決権は議長自身の議決権も含めて行使されませんでした。
まず冒頭、司会の末永さんより4/28開催の役員会にて承認した以下2点の報告がありました。
・立花公美氏を中心とする事務方に総会運営を委任する。
・総会は出席党員の多数決で可決する。
つまりこの総会は、大津さんも仮処分で事実上代表権を認めている立花公美さんの運営ということで行われました。
総会冒頭、以下の事項が総会出席者の賛成多数で可決されました。
・4/28の役員会での上記2点の承認事項の追認。
・本総会を政女党(旧NHK党)の正式な総会と認める。
・立花公美氏や複数の役員の推薦により丸山穂高さんに議長を任せる。
つづいて印象的な質疑応答を振り返ります。
Q 大津さんはしきりに党の財政状況について第三者を立ち上げて調べると言っているが、今まで事務方へ直接質問があったのか?(動画0:46:00あたり)
A 丸山さんや職員の末永さんは言われたことがなく、相原さんは一度言われたことがあると回答。
Q 大津さんが現在党のハンコをもっているのか?またその効力は有効なのか?(1:00:00あたり)
A 丸山さんが回答し、党の印鑑として大津さんが別のものを登記したという意味かもしれない。現時点で登記がとれないので確認はとれないとの事。弁護士の意見としては、裁判所も大津さんのハンコを党のハンコと認めにくいのでは?との事。
Q 事実上のNHK党がなくなるのかなという思いでいる。(1:08:00あたり)
A 立花さんが回答。党の仕事としてNHKをぶっこわすことが目的。これからはCMもやる。NHK党として名前が残るのかは別にしても、勢力拡大と言うことで理解いただきたい。
動画1:11:00あたりで、役員会より議案が提出されました。
党代表党首を総会で選ぶということでよいかという議案について、賛成多数で可決されました。
動画1:12:00あたりで齊藤健一郎と大津綾香のどちらが党首にふさわしいか党員による選挙が行われました。
衆人環視の中1:29:00あたりで確認作業が終わり、齊藤さんが173票・大津さんが1票で、代表党首として齊藤健一郎さんが選出されました。
1:30:00あたりで、党規約7条1項規約の変更について、「党首を大津綾香とする」から「党首を齊藤健一郎とする」に変更も賛成多数で可決。
さらに3月29日以後齊藤さんが党首であるということも賛成手数で可決され、追認されました。
1:34:00あたりで、代表党首:齊藤健一郎さんが挨拶されました。
「多くの党員の参加と委任状を出してくださったことに感謝いたします。それとともに重責を担ったなという気持ちです。議員になった当初と同じ気持ちでいます。多くの支持者あっての立花さんの独裁です。今までのNHKへの改革も含め今までの皆様あってのことと御礼申し上げます。これからもあくまで立花を中心でやっていきます。変わりません。これは皆さんの意思だと思います」
というわけで党総会は丸山議長のもと、粛々と運営されました。
印象的だったのは立花さんがしゃべっているときも話が長い場合は、他の参加者同様にベルを鳴らして警告していた点です。ほか参加者の状況を見ながら、公平公正な運営となるよう適宜声掛けもされていました。
妨害行為も全くなく予告通り議事は粛々と進行されました。
総会で齊藤健一郎さんが代表党首として、多くの党員の拍手で迎えられました。齊藤さんや立花さんからすれば規約の瑕疵も保管されることに総会の承認を得ました。
さて今後5月15日までに、立花さんは大津さんの申し立てた党首確認の仮処分に対して、党総会の議事録を証拠として提出することでしょう。
あとは司法の判断、そして登記の変更を待つばかりです。