2019年市川憲法集会

2019年5月19日に、市川のグリーンホールで行われたICAN の川崎哲氏の講演
副題  核兵器禁止条約と憲法9条

講演内容まとめ   核兵器は他の兵器とは比べものにならない甚大な被害をもたらす。
核兵器だけなくせばいいのか?
戦争はやってはいけないという教訓
日本では両者が重なり合っているが、世界では必ずしもそうではない。

ピースボートは
ICANの運営グループの1つ

ノーベル平和賞の授賞式には、核兵器の被爆者が壇上に立った。
政治家ではなく、市民活動家が受賞した。
これから本当にやらなければならない活動にエールを送られたという印象がある。

核兵器禁止条約には122カ国の賛同
核兵器がもし使われたら、救援すら行けない。
活動に加わったひとの中には広島長崎とは無関係の所で核兵器の危険性と出会った人もいた。

ピースボートのおりづるプロジェクト
核保有国が入らなくて、核兵器禁止条約には意味があるのか?
いや、政治的圧力になる。
核兵器は人道に対する罪であるとするなら、
核兵器はますます使えない。

核兵器に投資をするなという運動
世界の30の銀行は、核製造企業への融資を禁止した。
りそな、日本の大手銀行初の宣言

社会的圧力
核兵器は力のシンボルから恥のシンボルになった。

宗教界の役割も大きい。

「私たちは、唯一の理性的な選択を示している。」

核抑止力は安全保障に不可欠?
核抑止は核の使用を前提とする。
本当に使用する気なのか?
壊滅的な人道上の被害
核戦争に勝者なし

本当に使用しないといえる?
誤って発射
事故
テロ
ツイッターも脅威
核兵器は、大量の自殺兵器

核の飢饉
核兵器を一旦使えば、地球上の気温の低下、降水量の減少で飢饉が起きる。
これが安全保障に役立つというのは現実的ではない。

核抑止力は安全保障に不可欠?
北朝鮮のセリフか、日本のセリフか

核抑止論は伝染する。
核だらけの世界と、核のない世界、どちらが安全か?

核兵器の終わりか、私たちの終わりか?

安全保障=戦争を防ぐ

核兵器は戦争を防ぐどころか、戦争の危機を作ってきた。

核抑止から戦争の防止へ

方法は他にもある。
→平和憲法

社会は変えられる

核兵器で世界の平和は守れない。
核兵器の終わりの始まり
私たち次第。

核兵器禁止条約は発効へ
国内手続きが始まる。

朝鮮半島の平和・非核化と核兵器禁止条約

自衛のためといえども核兵器は許されない。

アメリカの核の傘にある日本や韓国では、禁止条約の条項の中の、核兵器を援助、奨励、勧誘することにあたる。それを含めて辞めさせる。

憲法9条
核兵器と自衛権
自衛のための必要最小限の核兵器を持つことは間違っていたかも。

誰でもできること
#YesICANのハッシュタグをつけて 、呟く。
ヒバクシャ国際署名を広める。
被爆地の訪問あるいは、
証言会の開催などでもいい。

平和首長会議

議員ウォッチ

QA
核兵器を作っている会社の雇用

原発については?
ピースボートとして、原発からの脱却
脱原発会議
オーストラリアのウランの採掘問題
イギリス
核兵器と原発は、別ものだとする団体も少なからずある。

核兵器の廃絶した後は、どうなっているのか?

原料は残ってしまう。
余剰核物質
薄めて原発の燃料にするとかしている。
長期保管

日本の中では、今、起こったらどうなるかという話ができないが、これがないとイメージが湧かないので若い人に伝わらない。


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