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新本格ミステリーへの熱いオマージュと現代版シャーロック・ホームズ

・引き続きAudibleでの読書を楽しんでいる。

・最近これを読んだ。(聴いた)

・90年代付近にブームになった新本格ミステリーに熱いオマージュを捧げた作品で、そのあたりが好きな者にとっては堪らなく面白い内容だった。

・頭が良すぎて常人離れした名探偵とそれに翻弄されつつ物語を回すワトソン役。という構図は使い古されてはいるけれど、それを思いっきりやってくれると気持ちがいい。

・あと、ジャケットがすごくカッコいい。

・この小説の中で主人公が多くのミステリー作品について触れるが、その中で、イギリスBBC制作のシャーロック・ホームズをモチーフとした現代版ドラマ『シャーロック』が想定外に面白かった、という会話が出てくる。

・それが気になって、このドラマ版は存在は知っていたものの見たことがなかったのでNetflixで見てみた。

・ものすごい面白かった。もう10年前のドラマ。なぜもっと早く、と悔やまれるが、こうやって作品から作品に繋がっていくところが面白いところだし、まあいいかと。

・テンポよく繰り出されるイギリス英語には、初期パンクのかっこよさがある。

(end)

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