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【練習してるけど勝てない人】試合で勝つ為の練習メニューの考え方〜基礎練と応用練の比率〜後編

🔺前編はこちらから🔺

▼「勝てない人」は東大に行きたいのに過去問を1度も見ず、ひたすら計算問題を解いてる人

これまでに勝つためには

①基礎的な力(基礎学力)
②相手を分析する力(分析力)
③試合で勝ちきる力(応用力)
④目標達成に必要なものを知る力(問題把握力)

4つの力が必要だよ、と言う話をしました。

そこで多くの人が思ったことがあると思います!
『④→③→②→①の順で大事なのに、①しかやってなくない?』
そうなんです、その通りなんです(涙)

ことわざで言う所の「木を見て森を見ず」状態なんです。
#もっと早く教えてくれ

僕が高校時代勝てなかったのは②〜④を考えずに
ひたすら①基礎的な力(基礎学力)を向上させることに時間を使っていたからです。
#全て悪いわけではなくバランスと時期が大事

今の僕は自分に足りないのは①〜④のどれなのかを正確に知り
スクールや教える際は④→③→②→①で逆算してメニューを考えています。

▼地区大会で入賞→県大会出場が目標の人の例

せっかくなので具体的に考えてみました!

〇〇中のA子さん
【目標:地区大会で入賞→県大会出場】
■現在の状況
・テニスを中学生から始めて1年半(残り1年)
・今は地区大会2回戦負け(あと3回勝てば県大会出場)
・練習は平日2時間×4日、土日は片方
・自主練はしようと思えばできるし、親も頼めば送迎ができる

「もしまつもがA子さんならどうするか」を①〜④に当てはめて真剣に考えて見ました!
※あくまで想像なのでご容赦ください
#本気で考えた

▼A子さんについてまつもが本気で考えた

とりあえず④→③→②→①の順で考えてみます!

④目標達成に必要なものを知る力(問題把握力)
■アクションプラン(行う行動)
・県大会を見に行き県レベルを知るとともに倒したい相手がどうやって倒されてるかを見に行く
→勝ちたい相手が負けてる姿を見ないとイメージできない

・自分が勝たないと行けない人を考え、試合や練習できる機会を作る(練習試合やクラブなど)
→機会ができた場合は動画撮影を行い、見返せるようにする

・目標と同等もしくは強い人と練習する
→同じ学校にいない場合はクラブや上手い人が主催するナイター練に参加

・定期的に信頼できる指導者に見てもらえる環境を作る
→近くにいなければオンライン指導、

・上記3つを踏まえて目標達成するために「やるべきこと」「そこまで力を入れすぎなくていいこと」を決める
→時間は有限なので選択と集中、やってはいけないのは全部良くすること
※数学でいう100点満点のテストなのに5点の超難易度の問題を完璧に解けるようにするみたいな
#スポーツになるとみんなやりがち

③試合で勝つ力(応用力)
■アクションプラン
・試合で起こりうるパターンをとりあえず考える
→緊張、天候、ゲームカウント、相手のタイプ等

・それらを練習メニューでどう組み込めるか考えてみる
《緊張》→ 普段しない相手とやってみる(男の子、大人、小学生)
《天候》→ 風の日や小雨でやってみる
《ゲームカウント》→ G0−3から試合を始めてみる
《相手のタイプ》 → 負けてもいいから色々な人とやることに挑戦
#テニスはなかなか難しい競技

②相手を分析する力(分析力)
■アクションプラン
・相手のバック、弱い方、遠い(走らないといけない)場所を意識して狙う
→目印を置いたり、できてるかできてないか見てもらうのが良い

・④と③を踏まえて「自分がやられそうな所」と「相手に効きそうな所」を考える
→基本的にはフォアを強くする、バックを攻められないように(回り込みを強化)する
→サーブ、レシーブでのミスを減らす

#意外と相手の弱い所は共通点がある

①基礎的な力(基礎力)
■アクションプラン
・②〜④を抑えた上で各ショットを鍛えていく
→やりながらできているかの確認作業を行う
※勉強でいう確認テストや練習問題、模試のイメージ

・基礎練ばかりやりすぎず、基礎と応用と試合のサイクルを早くする
→最低1日の中で3つ全部行いたい

・各ショットは得意な分野を除いて65点ぐらいでOK
→得意な分野は80点まで高めたい
※苦手な分野を65点→80点にするのはめちゃくちゃ大変

長くなりましたがこんな感じかなと思っています!!!
#読んで下さった皆さんありがとうございます

▼自分達だけで練習しても意味ない

勝つためによく行う行動として「ナイター練習を行う(自主練をする)」が
よくあると思うんですが
僕は正直「意味ないとは言わないけど、そんなに効果ないよなー」と思ってしまいます。

なぜなら②〜④の部分を抜かして
①基礎力だけ向上しても試合で勝つのは難しいから!
#まつもが学生人生をかけて証明(涙)

もちろん練習量はとても大事ですし、自主練が悪いわけではありません。
やらないよりは100倍やったほうが良い!

でも正しい知識をもって(方向性に向かって)やらないといけない。
よくあるのが
長崎から北海道に行きたいのに、沖縄に向かって飛行機で行ってるみたいな。

でも自分達で考えるのは難しいですよね!
だから上手い人に習ったり、すでに経験がある人に聞くのが良い!

▼勉強でいう塾に通うのと一緒

実はみなさん勉強ではできているんですよ!
勉強は塾や家庭教師、予備校で習ったりしますよね?
ではなんで行ってます?

おそらく
■勉強時間、量を増やす環境を求めて
■スケジュールややるべきことを明確にする
■つまづいたとしても教えてくれる存在をつくる

こんな感じだと思います!ソフトテニスも同じ。
自分でやる前に人に習ったり、教えてもらう。

すると「自分でやる時の効果が劇的に上がる」これを忘れない。
この記事を見て「うわ、私やばい」って思った人。

まだ全然、間に合いますよ!!
#まつもの発信を見続ければ!!!

▼まとめ

今回はメニューの考え方という観点から
そもそも「試合で勝つための考え方、大丈夫??」という話をして
最終的には具体例を出してきました!

①基礎的な力(基礎学力)
②相手を分析する力(分析力)
③試合で勝ちきる力(応用力)
④目標達成に必要なものを知る力(問題把握力)

上の4つの大切さを勉強の話からテニスに置き換え
④→③→②→①で大事だけど
みんな①ばかりやっちゃうんだよねという話をしました(汗)

解決策はまつもの発信を見続けることですね!!!!!
僕も皆さんの役立つ発信をこれからもし続けます😊

それでは今日も1日ご安全に!

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