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移動の未来を切り拓く!newmoが新卒採用をはじめる理由

2024年1月に創業したnewmoは、新卒採用を開始することを発表しました。ビジネス職・ソフトウェアエンジニア・プロダクトマネージャーの3職種で、募集を開始します。
創業1年目のnewmoが、なぜいまから新卒採用を開始するのか、どんな人材を求めているのか、CEOの青柳直樹(@naoki)にインタビューしました。

newmo 代表取締役CEO 青柳直樹
ドイツ証券投資銀行部門を経て、グリー株式会社にて取締役CFO、米国法人CEO、事業本部長を歴任。2017年11月より株式会社メルペイ代表取締役、2022年1月より株式会社メルカリ上級執行役員 SVP of Japan Regionに就任。2023年6月よりMarketplace CEOとしてメルカリ日本事業を統括。2023年12月にメルカリを退職し、2024年1月newmo株式会社を創業。

実践を通じてこそ、新しい形が提案できる

──1月の創業から約9ヶ月となりました。いまのnewmoは、どのような状況か教えて下さい。

創業から常にスピード感を重視し、走り続けています。多くの仲間と応援団に恵まれ、累計120億円以上の資金調達を行い、岸交・未来都と2つのタクシー会社にnewmoグループに参画いただきました。現在大阪で5位の規模のタクシー会社となり、グループ全体で1,000人を超える規模となっています。7月から運行を開始した日本版ライドシェアも、3ヶ月超で3,000名を超えるドライバーの方に応募いただき、毎週運行を行っています。

newmo単体での社員数も50名を超えましたが、まだまだ取り組みたいことが溢れており、ポジションもガラ空きです。全国の各拠点でのタクシー事業推進やライドシェア事業、フィンテック事業、グループ横断のコーポレート部門など、各領域で仲間を求めています。

──急拡大するnewmoですが、どのようなことを大切にしているのでしょうか。

「まず実践し、その上で新しい形を提案する」ということを大切にしています。というのも、交通・モビリティの領域は長い歴史の積み重ねがあり、机上だけで論じたり提案をしてもわからないことや進まないことも非常に多いのです。だからこそ、タクシー事業の経営を自分たちでやってみて、その上で新しいやり方にチャレンジする必要があると起業当初から考えていました。

実際に9ヶ月やってきて、やはりこのやり方しかない、と実感を深めています。最初は理解されなかったり怪訝な顔をされていても、一歩一歩自ら事業を進めていくことで、自分たちも発見が多いですし、周囲にも徐々に応援いただけるようになってきて手応えを感じています。今はとにかくスピード感をもって、早く事業を進めていきたいと思っています。

東京・大阪をはじめ全国出張で飛び回る青柳

──組織として、大事にしていることはなんですか?

手足を使い、現場を知ることを大事にしたいですね。グループ参画していただいた未来都のPMI(※Post Merger Integration、M&A成立後の統合プロセスのこと)の過程では、私も含め多くの社員が大阪の本社や営業所に毎週足を運び、現場の話を聞いたり、実際に業務を体験した上で改善を進めてきました。また、ライドシェアについても私や経営陣も実際にドライバーとして運行をしていますし、社員にも、タクシー事業者に必要な運行管理者資格の受験や、ライドシェアドライバーの体験をするように呼びかけ、社内で体験記をシェアしてもらったりもしています。

少し異なる観点では、組織のダイバーシティも非常に大事だと考えています。移動というのは、地域を支える存在です。それをつくっていく上で、元気な成人だけでなく小さいお子さんから高齢者の方々まで、いろんな状況を想像し、包摂したサービスを設計していきたいのです。現場や現状、その課題をしっかり理解した上で、時代に即して地域を支えていく新しいやり方を提案していくことが必要です。

──現場を知ることを重視しているんですね。

今までのやり方、なぜそうなっているのか?ということを理解し、リスペクトした上で、それに囚われない発想をしていきたいのです。説明を尽くした上で、新しいやり方を厭わずアップデートしていく人が増えれば、newmo全体として出来ることが増えていきます。

若い人や別のバックグラウンドがある人だからこそ、出来る発想というのは強みだと思います。その点で、現場に飛び込んで全力で学べる若手のメンバーはnewmoにとって重要です。多くの人が同じスタート地点だからこそ、若手でも一気に活躍できると思いますし、実際にインターンから入社したメンバーも大阪のタクシー会社の現場で大活躍しています。

新卒は領域を横断し、会社のカルチャーを支える存在

──今まで中途採用がメインだったと思いますが、なぜ新卒に力をいれることにしたのでしょうか。

先ほども話した通り、組織のダイバーシティは重視しており、性別、年代、国籍など幅広いメンバーのいる組織にしていきたい。その上で、今のnewmoは立ち上げ時に経営陣はじめ経験豊富なメンバーに集まっていただき、中途採用では定常的に応募いただけるようになりつつあります。

一方で、日本各地で拠点を立ち上げ、現場を推進していく上で、フットワーク軽くパッションを持った若手の方々にもっと仲間になっていただく必要があると考えています。いままで、公に募集していない中でも飛び込んできていただいたインターンの方が数人いたのですが、皆活躍していることもあり、若手の方にもっとnewmoに飛び込んで欲しいという思いもあって「新卒採用」という形で始めることにしました。

新卒は会社のカルチャーをつくっていく上で重要な存在だと、過去の会社の経験でも実感しています。1人2人ではなく、組織にとっての一定数の新卒がいることは、同期を通じた部門間の交流が生まれますし、全社にとってもポジティブな影響が生まれますよね。newmoの目指す姿や価値観に共感し、情熱を持ち、フットワーク軽く現場に飛び込んで急成長する新卒の方をぜひ迎えたいなと、期待しています。

──いま、newmoに新卒で入社する魅力を教えてください!

newmoは交通・モビリティという領域にチャレンジしていますが、今まさに新しい産業が生まれる過程にあります。中途のメンバーもみんな、同じスタート地点から学びはじめているところです。「10年、20年と経験が長い方が有利」というわけでない創業期だからこそ、新卒の皆さんにも同じスタート地点から学び、急速に成長し、活躍いただけると思います。

経験豊富なメンバーと、間近で働けることも大きな魅力だと思います。ありがたいことに、newmoはまだ創業9ヶ月の会社とは思えないほど、メンバーも、資金やリソース、機会の数も豊富で、あとはチャレンジ、実行していくだけという状態です。単体ではまだ100人に満たない規模だからこそ、私やCXO、事業経験の豊富なメンバーと毎日のように近い距離で働き、事業のリアルを肌で感じる事ができます。

──入社後は、どのような業務を経験するのでしょうか。

新卒の皆さんには、最初にタクシー事業の現場や乗務員の体験も含め、足を使っていろいろな経験をしてほしいと思っています。その上で、プロダクトを創る側や業務設計をする側など、経験を活かして全体に貢献するような業務もお任せしていきたいです。

newmoの各拠点は、地域の特性にあわせた各々のタクシー・ライドシェア等の事業を立ち上げていくことになります。拠点立ち上げでは、街の状況を理解した上で都市デザインの視点も考えながら土地探しをしたり、金融機関の協力を得たり、ドライバーを数十・数百という単位で採用し組織作りを進めたり...無数にやることがありますが、このすべてを推進するのは「ミニCEO」のようなもの。ビジネスパーソンとして素晴らしい経験になると思いますね。

──特定の分野のプロフェッショナルというより、いろいろな部門を経験していくイメージでしょうか?

そうですね。領域ももちろんですし、エリアとしても、例えば大阪や東京で経験を積んだあとに、地方拠点の立ち上げをお任せする、なども想定しています。それぞれの領域で一定期間やりきっていただくことが前提ですが、専門性を持ったメンバーが領域を横断することで、組織の中に斜めのつながりが生まれ、より強い組織になると考えています。

どこかの地域に熱い想いがある人もwelcomeです。newmoは地域に根ざす事業なので、社員にも「縁のある土地」を教えてもらい、そこで事業開始が決まった際にはアサインしています。CXOも、各地の担当を持っていますし、私自身も愛着のある地域にコミットしています。その地域にインパクトのある貢献をできることは、大きなやりがいでもありますね。

CTOの曾川(@sowawa)と、若手やインターンのメンバーと談笑中

──青柳さん自身も、領域を横断する経験がキャリアの糧になったのでしょうか?

まさに、色々な領域を経験してきたことが良かったと思っています。私自身は、新卒は外資系の証券会社に入社し、3年ほどファイナンスを経験したのちに未上場のスタートアップに転職しました。コーポレート領域を任せてもらい、最初は全くわかりませんでしたが人事や経理なども見るようになり、のちのちは事業責任者も経験しました。その後は前職のメルカリに入社し、FinTech事業の立ち上げから、複数事業を統括する責任者も担いました。

大体2〜4年くらいのスパンで次のチャレンジをしてきましたが、専門分野が複数重なっていくことで理解できることがあったり、自分の適性を理解できたと思います。

──どんな人に応募して欲しいですか?

これは正確に伝えたいのですが、創業期のnewmoに興味をもっていただけるような、情報感度が高い方はwelcomeですし、応募いただけると非常に嬉しいです。

一方で、お伝えしておきたいのはnewmoは交通という領域で、長く地域にコミットし、産業を創造していくような仕事であるということです。責任ある交通事業者として、各地に根ざす事業を創るためには粘り強く取り組む必要があると思いますし、会社自体も長期視点での取り組みになると思います。だからこそ、「修行して数年で外に出る」というよりは、newmoの想いに共感してくれる方には会社を長く支えてほしいですし、それだけの面白さと責任が伴う事業だと考えています。

新卒や若手の皆さんにはすごく期待しています。色々な経験をしていただき、その中から将来役員などのポジションを担う方も出てくると思っています。newmoという会社を支える柱になっていってほしいですね。

──最後に、newmoに興味を持っている方へのメッセージをお願いします!

newmoがチャレンジしている地域交通の領域は、人手不足・少子高齢化で社会が変化する中、色々な課題が表出している状況です。一面でみると「斜陽な産業」と思われる方もいるかもしれませんが、実は新しい産業がまさに生まれる、チャンスに溢れた状態です。タクシー・ライドシェアはもちろん、MaaS、自動運転など、技術が進み、会社自体の形も変わっていくと思います。

新産業の良さは、すぐに第一人者になれる可能性がある、ということです。業界には、マイナーな変化ではなく、抜本的な変化が必要です。ルール自体が新しくなるタイミングは、誰もが新しいルールに適用する必要があるからこそ、若い人にとって大きなチャンスになります。ぜひ、newmoの門を叩いてください!

-ありがとうございました!

newmoタクシーが街を走る日をお楽しみに!

newmoの新卒採用ページを公開しました

newmoは新卒を大募集しています!既卒・第二新卒の方や、長期インターンも歓迎です。新卒採用ページにはメンバー紹介やイベント告知も掲載しています。ぜひご覧ください。

newmo 新卒採用ページ

募集要項

イベント情報

新卒採用説明会を開催します。CEO青柳・COO野地と、新卒1号社員のトークセッションや懇親会を予定しています。ご参加をお待ちしています!

地域交通の未来を創る 新卒採用説明会

<概要>
日時:10月28日 (月)⋅18:00~20:00
場所:Coral Beach, 港区虎ノ門2丁目9−1 虎ノ門ヒルズ 江戸見坂テラス 12階

<コンテンツ>
事業説明(CEO青柳)
・新卒社員とのパネルディスカッション
 -newmoへ入社を決めた理由、現在どのような業務を担当しているか等
・CEO青柳×COO野地のトークディスカッション
 -新卒への期待、任せたい仕事、今newmoに入る意味について

<こんな方に来てもらいたい>
スタートアップでのキャリアにチャレンジしたい
・newmoの事業に興味がある
・newmoの新卒社員がどのような業務を担当しているのか知りたい

<募集要項>
下記いずれかに当てはまる方を対象としております
・2025年卒業、2026年卒業、または卒業後5年以内(就業経験は問いません)
・社会人経験3年未満の方

<応募方法>
以下のフォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/g1jK6BVxi4Ev8pW19