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北に進みなさい。申命記2章より。
38年間、セイル山の付近をウロウロしていたイスラエルの人々に、神様は言われました。
「あなたがたは既に久しくこの山を行きめぐっているが、身をめぐらして北に進みなさい。」
38年間・・・「荒野の40年」と呼ばれる期間が終わりを迎えようとしています。
エジプトを出て、約束の地・カナンを目指していたはずなのに、グルグルと荒野を移動するだけの長い期間が終わろうとしています。
この38年間は、無意味・無駄な時間だったのではなく、「北に進む」ための準備・訓練の期間でした。
神様が用意しておられる「約束の地」に入るためには、準備・訓練が必要だったのでしょう。
そして、準備・訓練が終わったら、神様はこう言われます。
「立ち上がって」「川を渡りなさい」「戦え」
準備・訓練が終わったら、そこがスタートです。
神様が後ろから押さえてくださっている。しかし、自転車を漕ぐのはわたしたちです。
どっちに行くのか、それは神様が予め決めておられ、最適なタイミングで示してくださいます。