ソヴリンイプシスマスのTODAY'S TALKING SNAP! vol.12 善因と天界貯金
派手な服着て笑わにゃ損々、笑わせにゃ損々。現存する魔術師の最高位とされるソヴリンイプシスマスの称号を持ち、各国で形而上学を教えるビッグセミナーの講師として昼夜 教壇に立つ、MMSジャパン校長・中込英人さん。15歳で渡米し、極真空手、仏教、密教、グローバル経営の道を極めるという徒ならぬキャリアを持ち、20代でダライ=ラマ14世のボディガードを務める（?!）などなど、衝撃エピソードは数知れず。プライベートから表舞台まで常にカラフル＆パワフル＆ファッショナブルな装いで現れる彼のSNAP! に、お得意のユーモア溢れる “スピリチュアル小咄” を添えて。さて、本日のコーディネートは？
どうも、お久しぶりの中込です。多忙を極めていた2024年も、あっという間にクライマックス。皆さんは楽しく豊かな一年を過ごされていたかな。ちょっと気が早いかもしれないけれど、よい年末＆新年に向けて、ご自身を振り返ってみてもいいかもしれないね。
豊かさといえば、一つお得情報をお伝えしておく。「徳を積む」という言い方は、日本人なら聞いたことがある言葉だよね。徳を積む＝良い「因」、すなわち「善因」を積んでいくこと。
こう考えてみてほしい。私たちは天界に “スピリチュアル・バンク” という口座を開いた！これから良い行いをしますよ〜という決意をして、「善因」を貯金することにした。まさに一日一善だな。例えば、電車で辛そうな人に席を譲ればチャリン。「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えればチャリン。善い行いをするたびに、自分のスピリチュアル・バンクには善行の貯金がどんどん増えていくんだ。
そして、スピリチュアル・バンクの残高貯金が貯まってくると「幸運」という利息を生み出してくれるってわけ。嘘かと思うかもしれないけれど、そうやって「善因」を積みあげていくことで、現実で良い出来事や良い出会い、良縁に次々と恵まれていくことになる。
永遠に宇宙を創造するもの＝「善」のエネルギーだったよな。この「善」の中にいる我々にとって、自分にしかできない「美」の表現を行うことが最も大事なミッションなんだ。「美」の表現とはどういうものかというと、「食息動(言/性)想環」、それぞれの舞台でこだわり抜くということ。
では、この「善と美」が欠けたまま生きているとどうなるか。思考を使って生活を満たそうとするようになる。具体的にいうと、お金さえあればいいという生き方になるんだ。
このところ、ワーキングプアだとか、昼も夜も仕事を掛け持ちしているけどお金がないというような話をよく耳にする。さらには結婚だって、相手の収入によって幸せか不幸せかを判断するんだろう？そういう考え方になると、自分が感じる不幸の原因はすべてお金が足りないせい、という固まった思考になっていくんだよな。
そうじゃなくてさ、貧しさの原因は至極シンプル。「人生が自分のものになっていない」からなんだ。
スピリチュアル・バンクを活用する上で最も大切なポイントは、この「善と美」に沿った生き方になっていないと「善因」を貯金することはできない、ということ。我々が奴隷の意識のままで他の奴隷に親切にしたとしても、それは「善因」にはならない。ただやみくもに誰かに親切にしていれば貯まるわけじゃないってことだな。間違えられやすいポイントだから、もう一度よーく考えてみてほしい。
1. 自分がどういう状態にいて、どうして他人に親切にするのか。
2. それが自分の「美」の表現の一部になっているのか。
ここらへんがしっかり理解できていないと、スピリチュアル・バンクに貯金は増えないの。なぜわざわざこうやって書くかというと、こういう原理を伝えると中途半端に捉えて、「私はこんなに他人に親切にしているのに、お金が全然入ってきませーん！」なんて言ってくる奴が必ず出てくるからだよ。そもそもさ、しっかり理解してくれていればアバンダンスは入ってくるはずだから、そんな文句が出てくるわけがないんだけどな。
それはつまり「世間福」から抜け出せということなんだけれども、世間の中で生活している限りは、自力で超えていくことはとても難しいよな。「出世間福」を得るためには、それぞれの意識を永遠でギャラクティックなものに拡げていくしかないからね。
どうしたらいいのかと聞かれれば、その道筋を示してくれる場所がMMSであり、そのために門戸が開かれているってわけ。絶好調の校長！に聞きたいことがあれば、いつでもお待ちしています。
そろそろ講義に戻らないとな。じゃあ、今日はこの辺で。
Text: MMSjapan
Edit: saori uemura, mailove