NEW LEADER LIBRARY(`23/1)
第二次安倍政権からの2012年体制
「不正・無能・腐敗」が安倍・菅政権の特徴
「一強」の安倍氏が没した後でも続く
日本が沈み続けている。その理由は、権力中枢の腐敗が、官僚機構にまで及び、「長期腐敗体制」が確立してしまったためと著者は言う。この体制が始まったのが第二次安倍政権の2012年で、これを著者は2012体制と呼ぶ。
この体制の特徴は「不正・無能・腐敗」で、まさにこれが安倍・菅政権の特徴だったと言う。確かに、「森友・加計・桜」、元TBS記者の準強姦逮捕状握り潰しなど、どれをとってもあからさまな不正である。
さらに、この政権のコロナ対策でのアベノマスクなどは、思わず無脳と書きたくなるほどだ。さらに外交の安倍といいながら、プーチン、トランプ、習近平に対するおべっか外交は、貢物を取られるばかりで、失笑を買う以外に何も得るものがなかった。