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大江千里

10代のころ、バイト代で買ったLPレコード、大江千里の「乳房」というアルバム。

この人の描く歌詞の世界が、純文学(かどうかは知らないけど)っぽくて好きだった。
主人公の心情や関わる人物との距離感や情景が、曲ごとに頭に浮かんできて、好きなうたにじぶんの心のひだを重ね合わせたりして愉しんていた。

日本人は「歌詞を重視する」といわれていた80年代。当然のごとく大江千里の歌に綴られた言葉の世界は売れた。が、しかしその「声質」が険しい崖となりファン層を次々に奈落の底につき落としていったのを目の当たりにしたのも事実。友人は口々に「声が。ねえ。」と「大江千里」を聴くことを拒んだ。
シンガーにとって「歌声」はいのちといえようが、この人はそこに関連ある星の摩擦が炎上を起こし風評被害にまで遭っている様を声高らかに体現してきたかのようだ。

ざっと誕生図を見て真先に目についたのは、「ボディブローを繰り返し鍛え上げられていく個人資質」の配置。能力者に向かってのスポコン一直線。

大江千里バースチャート(出生時間不明)


個人惑星(太陽~火星)のつくるフォーメーションはじぶんにだめ出しチェック機構が多く厳格でなかなかスムースに前へは進めない。そこで目上の目に留まりにキャッチされ匿われ軌道に乗せてもらえる。初婚も50歳過ぎてらしいし。っていま話そこじゃない。

現役

なぜ今「大江千里」なのか。
わたしふしぎとなんとなく調べてみた出生図(出生時間不明)が時事的だったりするんだ。ちょうど新月おとめ座期に気をとられているせいだろうか。

「曲が作れなくてスランプに陥った時、吐くほどの日々が続いた」って、昔インタビューで読んだことある。それがここへきてちょっとだけわかる。わかったような気がするよ。
太陽+水星+冥王星+ドラゴンヘッド=おとめ座ルーラー水星(知性)、火星ふたご座ルーラー水星(丁丁発止)、奇術師のようだな大江千里。(殿)。

タロットカード「奇術師」

歳星ふたご座の魅力と水星の威力にあやかりたいなら、今だ。

Emeru

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