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老害と老益

「老害、老益」

最近、いつからかこんな言葉を耳にするようになりました。

なかなかインパクトのある言葉なので、少子高齢化の進む日本では使われることが多くなった言葉なのかも知れません。

今回は言葉の是非ではなく、自分自身にとってという観点で書いてみようと思います。


現在37歳になり社会全体からしたらまだまだ未熟者ですが、みなさんもそれぞれの仕事をしているコミュニティではこのくらいの年齢になると、それなりに地位も上がっているのではないでしょうか。

ある程度の責任と権限を与えられ、部下ができ、指示や指導をすることも増えていると思います。

最近はそれなりに年齢も上がってきている自分を振り返らないとなと考えています。

経験を生かして後進達の役に立つこともあれば、もしかしたらいつの間にか過去の経験に縛られ新しいことを受け入れられなくなっている場合があるかも知れません。

仕事においては成果を出すことが最優先ですので、年長者の意見でも新人の意見でもどちらを採用しても良いはずです。

それがいつの間にか年長者の意見が通りやすい状況ができていて、後進の方達の意見が通りにくい状況ができている、こんな状態が老害と言われることになってしまうのではないでしょうか。

日本では昔から年長者を敬う大切な文化がありますが、これが一つの原因で悪影響となってしまっているのかも知れません。


後進の方は年長者から学ぶこと。

そして年長者も成果から見た時に何が必要なのかを考え、変えるべき時には変えていく。

そんな柔軟さを持てるように意識していきたいと思います。

僕自身も年長者から学び、後進の方にも支えられている状況ですのでこれからも精進していこうと思います。

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