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れいんぼー🌈さんインタビュー
プロフィール
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幼稚園の頃から中国での生活を経験し、帰国後は日本の学校に通う。その後国内のカナディアンインターナショナルスクールに転校し、2019年から2020年までイギリスの学校に通い、2020年3月に帰国。2020年12月から国内のコロンビアンインターナショナルスクールに通い、2021年9月から2022年6月までカナダ・オンタリオ州ニューマーケットに滞在、6月に一時帰国した際にSHIBUYA QWS(以下、QWS)のプロジェクトメンバーとして活躍し、自身のプロジェクトがQWSに採択されてからは、渋谷区に本拠地を置く鹿島山北高等学校のサポート校でもあり、堀江貴文氏が主宰を務めることで知られる通信制のゼロ高等学院へ転校し現在に至る。
名前の由来
れいんぼー🌈という名前はプログラミングスクール”Life is Tech!”に通う中で自ら名付けたそうだ。スクールで同じ名前の人がいて被ってしまったためその場のノリで決めたそうだが、ノリで勢いよくスパッと名前を決めてしまうところも彼女の持っている思い切りの良さあってこそなのかもしれない。
れいんぼー🌈さん
「自分の好きな色を名前にしたかったっていうのがあって、色んな色を考えてみたけどしっくり来なくて、じゃあれいんぼーでいいってなりました。カタカナで書いてみると”レインボー”ってすっごくダサいんですね(笑)だからひらがなにしたらめっちゃかわいいんじゃないかと思って、ひらがな表記のれいんぼーにしました」
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Life is Tech!での活動
れいんぼー🌈さん
「ライフイズテック(※)の社長さんの理念が好きで、プログラミングキャンプを終えるたびに最後に伝えられる”Why Don’t you Change the World?”というメッセージが心のなかで響いています。なんか聞くたびに感動する、素敵だよねって思う」
※プログラミングスクール”Life is Tech!”を運営する運営会社
知識を得るという目的のために入ったLife is Tech!だったが、今はお気に入りの空間でありお気に入りのコミュニティの一つとしても捉えているという。今のQWSでの活動に繋がる小さなきっかけにもなっていて、そこでの出会いが始まりとなって”今自分はここにいる”と思うことが多いそうだ。今ではそういう意味でも大事な場所であるという。
なぜゼロ高等学院に?
日本にいたときも含め、カナダでもあまり学校という空間には馴染めなかったという。本人曰く学校独特のダークな部分が苦手で、そんな学校から飛び出したことで外の世界を知り、ワクワクを知ることができたという。視点も広がり、様々な人の視点でものを見られるようになったそうだ。れいんぼー🌈さん自身がある意味、学校という小さな社会に収まる器ではなかったのかもしれない。
しかし一方で、経験したからこそ生み出せるものもあるとのこと。学校に行ける人は行っておいたほうがいいとも感じている。10代という年齢以上に様々な経験を積んでいるからこそ、別の経験による可能性についても見えてくるところがあるのだろう。
れいんぼー🌈さん
「中学時代とかは病み期でしたね。だから学校を飛び出してよかったと思う。学校から飛び出したからといってネガティブな感情が消えちゃうわけじゃないけど、ちょっと楽になった。学校っていう要素によって生まれるものではなく、自分が成長するために必要なことで悩みたい。でもすごい思うのは学校に行ける人は行っておいたほうがいいと思ってて、自分はできなかったけど学校はその時しか行けない。中学や高校でできる経験って唯一無二だと思うし、そういう経験があるからこそ生み出せるものっていっぱいあるから、学校にいかなくてもいいとは言わない」
QWSでプロジェクトをすることになったきっかけ、プロジェクトの内容は?
2022年6月の一時帰国の際、QWSに遊びに来たことがきっかけで7月からとあるプロジェクトのメンバーとして参加。その後QWSチャレンジ(※)に応募しQWS利用権を勝ち取り、8月からは自身のプロジェクトで活動している。自身でプロジェクトを持ったことをきっかけにカナダへは戻らず、現在のゼロ高等学院に転校したそうだ。
※QWSが主催する”「未知の価値に挑戦するプロジェクト」を推進する”プログラム
QWSチャレンジに応募した際のプロジェクトのテーマは「育ちも学校も職場も違う人間が集まったらどんな化学反応が起きるのか」だそうだ。ただ、このプロジェクト自体「この人と一緒にやりたい」という思いが先にあって、プロジェクトの内容に関しても、やりたいことは直感で判断しているそうだ。
最近は虹がテーマのアートの展示イベントを行い、観客と共に作り上げるインタラクティブな作品を展開したという。イベントの様子を撮影した写真を拝見したが、生き生きとした楽しさが伝わってくる、そんな展示に思えた。
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そんなアイディアが溢れるれいんぼー🌈さんに、アイディアの出し方のコツについて伺った。
れいんぼー🌈さん
「すべて吸収する。夜にくだらない動画とかを見るんですけど、それも全部吸収しちゃう勢いで自分の目に留まるもの、耳に聞こえるもの、どんなにくだらないコンテンツでもとりあえず点としてインプットしてしまう。その点が無意識に他の点とつながって線ができあがって、それがアイディアとなって自分のことを助けてくれる」
「くだらないこと」へのこだわり
くだらないけど面白いこと、それは彼女が毎日をエンターテインメントとして楽しむための手段であり、毎日が楽しいのはやりたいことをやっているからだという。どんな日でも”小さなしあわせなこと”を見つけるだけで、毎日が楽しくなり人生が豊かになるという。
れいんぼー🌈さん
「ほんとにちっちゃいけどちょっと幸せなことをするだけで楽しくなる。くだらないこと、大好きなんですよ」
最近やって楽しかったこと、これからやっていきたいこと
最近ではQWS内で”屋上部”という部活を作り活動をしているそうだ。企画というよりは、ふらっと屋上に行きたいときに、仲間を集めて屋上に出たいという気持ちから屋上部を始めた。実際に屋上に行ったときには風がとても強く、最終的には追い出されてしまったという。しかしそれも含めて楽しかった様子が強く伝わってきた。
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これからやりたいことについて、さらにこう語る。
れいんぼー🌈さん
「もっとみんなが笑っている社会を作りたい。それをもっと解像度を上げていったらどうなるんだろうって考えたときに、言っていればいつか叶うし、やりたいことを口に出し続けてればいいんじゃないかなって思う」
また、ゼロ高等学院の友人とノリで作った企画として、HIU(※)の会員の中から募ったメンバーにテーマを送り、そのテーマに合った具材を持ち寄って代々木で闇鍋会を開くことを計画しているそうだ。ちなみにゼロ高等学院の生徒はHIUに無料で入ることができるという。
※堀江貴文イノベーション大学校(堀江貴文氏のオンラインサロン)
むすびに
過去の経験があったからこそ今の自分がいる、違う経験があるからこそできることがある、そういうことを理屈ではなく直感的に感じることができるインタビューだった。それは彼女自身が経験してきたこと、吸収してきたこと、そしてそれらをもとに行動してきたこと、全てが揃ってこその説得力なのだろう。
インタビュー:茶谷力丸
文章:尾本将太