経験値いただきました!
我が家のはじめてのチャンピオンズリーグへの挑戦は、まさにそんな感じだった。
前回、書いた通り長男はフライゴンデッキで挑戦した。結果だけ記すと、2周目の挑戦で1stステージを突破し、2ndステージの初戦で敗退。そこでドロップした。諦めた理由は単純で息子のスタミナ切れ。そもそも知らない人との対人戦にそこまで慣れていない彼にとって5連戦はメンタルも含めて消耗も大きかった。また親側もあまり動き方が分かっていなくて、慣れている親御さんが合間に軽食などを差し出している一方で、上手く声をかけてやることができず、そのまま連戦させてしまった(一応、アンパンは買っていたのに)。空腹と疲労。最低限の目標として掲げた1stステージを突破できたので、帰途につくことにした。
それでも長男は「めちゃめちゃ楽しかった」と言っていた。特に2周目の1stステージの初戦、相手は仮想敵として練習を重ねてきたレシリザデッキ。お互いにサイドを取り合う白熱した展開だったらしく、傍目から見ていても本当に楽しそうだった。そして勝利。また色々なデッキタイプと対戦できたことや年上の格上のプレイヤーと対戦できたこと、また「1ターン見逃してくれない」と持ちかけられたり、試合前から年上のお兄さんから「早くプレーして」と言われたり、軽い盤外戦を仕掛けられたりしたことも親としてはいい経験になったかなと思った。色々な人と出会うことで幼稚園だけでは育まれない社会性が鍛えられるのも対人戦であるポケカのいい所だと思う。
あれだけデッキ選択や構築に迷ったけれど、むしろ課題になったのは「対人戦の経験値」「体力」「親側の準備と当日の立ち回り」といったプレイの外にあることばかりだった。まぁ、こればかりは挑戦してみないと分からないことなので、今回、参加してみて良かったと思う。愛知や京都に参加するかどうかはわからないけれど、すでにシティリーグへのエントリーは済ませている。
冒頭のタイトルはアニメ「ポケットモンスターXY」の登場人物の一人、ショータくんのセリフだ。6歳の長男はもちろんリアルタイムで視聴しているわけではないけどAmazon primeで見ていて、その中で好きなキャラがショータくんなのだ。ご存知の方も多いと思うけど、ショータくんというは主人公であるサトシに憧れ、後を追うようにして成長していくトレーナー。研究熱心で、いつも大切なことをメモ帳にしっかり残している。好奇心と向上心が強く、なによりジュカイン使いの彼が長男は大好きだ。
本当にこの体験を、ショータくんのように経験にできるかどうかは本人、そしてパパやママ側のこれからにかかっている。
※写真は前日調整につきあってくれたパパの会社のポケカ仲間Sくんと息子の対戦
※予想外なことに前回のnoteは本当に多くの方に読んでいただけたみたいで、嬉しかったです。結果報告は必要かなと思い、今回の記事を書きました。