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社員構成の話と、女子会で知らないおじさんが英雄になった話。

こんにちは。スシローではもっぱらチーズサーモンのS子です。世にも奇妙な話なのですが、M子はスシローの甘だれを醤油だと思って生きてきたそうで「普通の醤油はこの大きいボトルの方だよ」と最近になって友達に教えてもらったそうです。この事実を聞いた時には驚愕しました。どんな人生を歩んできたのだろう、と少々心配になりました。ただチーズサーモンに甘だれをつけるとめちゃくちゃ美味しいとM子がゴリ押ししてくるので試してみたところ、確かに醤油より甘だれの方が美味しかったです。お試しください。

さて今回は、我が社の社員構成についてご紹介したいと思います。
ニューコ・ワンでは、社員125名、パートナーさん681名、合計806名の従業員が現在働いています。
パートナーさんは女性が多いのですが、社員については男性94名、女性31名と、男性が多めです。なので私たちアラサーOLコンビは、男性社員のモチベが上がるよう、蝶になり花になり、美意識を高めて毎日お洒落をしているわけですが、これは大嘘なうえに、2人ともめちゃくちゃガニ股で一生直る気がしないです。どなたかウォーキングレッスンをしてくださいませんか。

そんな女性社員たちですが、働いている環境は様々です。店舗勤務の人、本社勤務の人、もちろん子育て中の人もたくさんいて、育休から戻ってくる人の割合もとても高いです。男性の育休ももちろんOK、今の人事部長は女性なのですが、そのあたりとても気にかけてくれますね。
そんな私たちは定期的に女子会をしています。もちろん参加は自由で、全体に案内はしますが、来たい人だけがゆるっと集まる感じです。

この前の女子会は、私が幹事をしました。SEX AND THE CITYのような女子会をしてみたく、大変煌びやかなお店を予約しましたが、恋バナが一切出ることはなく、離婚手続きが大変だった話など大変現実的な話で盛り上がりました。大体私達の女子会は、2次会でさらに飲みに行く組、カフェでお茶して帰る組、サッと帰る組、に分かれる感じですが、私はもちろんウェイウェイ組なので、肩で風を切りオカマバーにみんなを連れていくわけですが、なんとオカマバーが満席で1時間待ちとのこと。待ち時間にその辺りのお店に適当に入ることにしました。

店内は私たち含め30人ほどお客さんがいました。
飲み放題の元をとるぞとばかりにハイボールをがぶ飲みする私たちの視界に入ってきたのは、何かが壁の上の方で飛んでいる姿でした。まあ夜だし蛾くらい入ってくるよねと、気にせず飲んでいましたが、真下にいる他のお客様はやはり怖いようでヒィヒィ言っています。そだよね〜さすがに真上は怖いよね〜とみんなでよく目を凝らすと、アイツでした。人類の宿敵、G。我々がGを苦手とする理由は諸説あり、遥か大昔私たちが猿だった頃、全長1m超えのGの祖先に捕食される立場にあったための本能的な恐怖らしいなどとまことしやかに噂されていますが、そんなことはどうでもいいです。

皆がGだとわかった瞬間、店内が緊迫した空気に包まれ、羽を広げ存在を主張する度に周章狼狽する客達。Gは中年男性2人組の真上に。男性達は気づいていないのか、さすが経験を積んだ男達といったところか、気にもせず話を続けています。しかし周りは、Gがこのおじさん達の後頭部にいつ着陸してしまうであろうかと更に緊迫した状況に固唾を飲みながら、店員さんも含めた店内ほぼ全員が見守っていると、おじさんがGに気づき、おもむろに靴を脱ぎ、叩きました。その瞬間、まるでラグビーワールドカップで日本が南アフリカに勝利した時のような悲鳴と拍手と歓声が厨房から客席からそこら中から湧き起こり、おじさんは何だか照れたように立ち上がり帽子を脱いでお辞儀をし、鳴り止まない拍手と歓声に包まれながらGを店員に渡しました。

いやーほんとすごかったね、と興奮止まないまま、オカマバーから「席が空きましたぁ〜ん♡」と電話がきたのでそそくさと移動。
オカマバーでアラサーOL、M子が気を利かせて「みなさんが曲選んでる間歌っておきますので、次が入ったら消してくださいねっ⭐︎」と一曲目を入れてくれたのですが、その曲が「Miracle Shopping~ドン.キホーテのテーマ~」
1番だけ歌うつもりだったようですが、その後誰も歌を入れないので完唱してしまい、私たちも思いがけずドンキホーテの歌が3番まであることを知りました。オカマ達もドン引きしていました。

こんな私達と働きませんか?え?嫌ですか?
ドンキホーテの歌は覚えなくていいです。オカマバーにも行かなくていいです。女子会に来なくてもいいです。楽しく働いてくれればそれで良いんです!男も女も、やる気のある人ならみんなウェルカム!主体性が大事だと思うのです。さまざまな問題を自分ごととして考えることができるか?仕事では色んな場面でその姿勢が見えてきます。我こそは主体性の塊である!と自負のあるみなさん、お待ちしております。