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大人になってからチェロを始めるのは遅い?プロが教える効率的な上達法
はじめに
こんにちは!プロのチェリスト橋本專史です。大人になってから「チェロを始めたいけど、もう遅いかな?」と悩んでいる方はいませんか?
実は、大人になってからでもチェロは十分に上達できます!確かに、子供の頃から始めた人に比べて「体で覚える経験」では劣るかもしれません。でも、大人には 説明を理解する力 や これまでの仕事やプライベートで培った感覚や価値観 という強みがあります。これらを活かせば、大人だからこそできる上達法があります。
今回は、僕がこれまでの経験から学んだ 「大人が最短で上達するための3つのポイント」 を紹介します。
上達方法1:欲張らない=テーマを一つに絞って練習する
多くの人がやりがちなのが、一度に「音程」「リズム」「表情」など全てを完璧にしようとすること。しかし、これでは逆に効率が悪くなります。
おすすめの方法 は、1週間に1つのテーマに集中すること。
今週は「リズム」を意識して練習
来週は「音程」にフォーカス
その次は「表情」に重点を置く
こうすることで、それぞれの要素が確実に身につき、結果的にバランスの取れた演奏ができるようになります。
上達方法2:根性で解決しようとしない=無駄に長時間練習をしない
平成以前の生まれの人たちに多いのが「気力でなんとかしようとする」タイプ。でも、これは本当に危険です。
僕の周りでも、無理な練習を続けて 腕や指を痛めてしまった人 が何人もいます。長時間の練習はむしろ逆効果で、疲れた状態で弾くと 悪い癖 がついてしまいます。
ポイントは「疲れる前にやめる」こと。
集中力が落ちてきたらすぐに休憩
1時間もやる必要はない(30分でも十分)
毎日短時間でも継続することが大事
大人は「頭を使った練習」で上達できる! 仕事の経験がある大人は、時間の使い方や学ぶコツを知っています。感覚的に習得するのではなく、「なぜこの動きが必要なのか?」を理解して練習することで、子供とは違うアプローチで効率よく上達できます。
音楽は「根性論」でやるものではなく、「効率よく楽しみながら学ぶ」ものです。
上達方法3:練習した曲はちゃんと人に聴かせる
上達するためには、誰かに演奏を聴いてもらうことがとても重要です。
人前で弾くメリット
「ちゃんと仕上げよう!」という意識が高まる
人前で弾いてみると課題が明確になる
聴いた人からフィードバックをもらえる
家族や友達に聴かせるのもいいし、動画を撮ってSNSにアップするのもおすすめ。発表の機会を作ることで、練習のモチベーションも上がります。
まとめ
大人になってからでも、効率的な方法で練習すればチェロは確実に上達します!
もう一度ポイントをおさらい
欲張らずにテーマを一つに絞る(1週間に1テーマ)
根性論に頼らず、短時間で効率よく練習する
練習した曲は人に聴かせる
子供には「体で覚える経験」では敵わないかもしれません。でも、大人には 説明を理解する力、仕事やプライベートで培った感覚、価値観 があります。これらを活かせば、むしろ子供以上に効率的に学ぶことができます。
もし、「一人で練習するのが難しい」「もっと早く上達したい」と感じたら、私の特別プログラムレッスン をぜひ受けてみてください。
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一緒に楽しくチェロを学びましょう!