フォートナイトのビジネスモデルを考える
「身近なものから、ビジネスモデルを考える」シリーズ第一弾。
皆さんはご存知でしょうか?「フォートナイト」というオンラインゲームを。今回は、その「フォートナイト」のビジネスモデルを勝手に考えていきたいと思います。
※でも、私はやっていないため、詳しい事は分かりません笑
人気のゲームという事で、題材に取り上げてみました笑
そのため、専門用語的なものは違うかもしれませんが、ご了承ください。&コメント頂けると助かります。
何から利益を得ている?
ゲームでよくある、「ガチャ」という仕組みが「フォートナイト」にはありません。では、何から売り上げがあるのでしょうか?
課金の仕組みがありますが、メインとなっているのは「スキン」や「コスチューム」だそうです。つまり、見た目が変わるだけで、能力的な強さが優位に立つことはありません。その分、誰もが同じレベルで競う事が出来て、単純に自分の腕だけで勝負できる世界というのも売りのひとつなのではないでしょうか。
オンラインゲームで重要なファクター
なんだと思いますか?私は、「継続させる事」だと思っています。そこから課金に繋がるし、人数というのはやっぱり1番の宣伝ワードですもんね。
では、「フォートナイト」にそれをさせる為の仕組みがあるのか?を考えてみます。
「フォートナイト」の課金システムは、リアルマネーでゲーム内通貨(V-Bucksと言われているが、わかりやすくするため、以下ゲーム内通貨とします)を買い、そこからアイテムを買う仕組みになっています。
※リアルマネーとゲーム内通貨のレートは1-1なので、以下、金額表示はリアルマネー(円)標記とします。
そのアイテムに「バトルパス」という物があります。
この「バトルパス」がよく考えられた仕組みだなぁ~と個人的に思いました。
バトルパス
「フォートナイト」では、約2・3か月をシーズンと呼ばれる期間で区切っているようです。そのシーズン中、ドーピング(獲得できる経験値が増える)出来るアイテム「バトルパス」が存在します。これが、ゲーム内通貨950円で購入可能です。もちろん、前述しましたとおり、買わなくてもプレイ出来ます。
無課金でも、1シーズンで、ゲーム内通貨を最大200円獲得できるようです。だた、この「バトルパス」を持っていると、最大1,300円までに増えます。
つまり、5シーズン(約1年とかになっちゃいますが)無料で過ごせば買えるのですが、人間、そこまで待てない人が多いですよね。だから、課金して「バトルパス」を買ってしまう。そして、1,300円が獲得できれば、そこから950円で、次の「バトルパス」を買えるんです。それでも350円が残ります。
さて、お気づきの方は分かったかもしれませんが、一度「バトルパス」を買うと、次も「バトルパス」を買ってしまう仕組みが出来上がっています。これ、前述しました「継続させる事」が出来上がっているのです。
そして、350円残ります。
あなたなら、何しますか?そう、他のアイテムを買いますよね。実質無料で買った事にはなりますが、そこに「買った」という行為や満足感が生まれます。人間、欲深いもので、一度覚えた快感は、また体験したくなります。そう、他のも欲しくなったりします。ほら、追加で課金したくなっちゃいますよね。
そうして、課金への誘導も出来て、一石二鳥な仕組みですね。