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中国「無精子症」患者は700万人! AIによる精子提供マッチングシステムで“命の選別”「デザインベイビー」の時代が始まる⁉︎

最先端の生殖医療を進める公立病院・広東省生殖医院に
このほど、25人の専任医師・研究員がAIを駆使して
無精子症の研究・治療に取り組む
「広東省無精子症診療センター」をオープンさせた。

北京大学第三医院の姜輝強・泌尿外科主任によると、
ここ10年、中国では無精子症患者が増えており、
男性総人口の1%(約700万人)、
不妊症男性(約4000万人)の15%(約600万人)が
無精子症といわれる。


センターは、悩める無精子症患者と不妊夫婦の救済窓口となっている。
無精子症とは不妊の原因のひとつで、
睾丸の精巣に精子がないのではなく、
精液中に精子がない状態を指す。

ほとんどが先天性だが、
おたふく風邪、化学療法などによって
後天的に無精子症が引き起こされる場合もある。

広東省生殖医院では、顕微鏡手術によって
無精子症患者の精巣から健康な精子を摘出し、
受精に結びつく割合は、患者の約6割という。


健康な精子が患者から摘出できなかった場合、
医師は夫婦に、養子を迎えるか精子バンクから精子を
購入するよう提案する

8万の精子のデータからセレクト

「広東省無精子症診療センター」がユニークなのは、
AIのマッチングシステムを駆使し、
患者と妻にとって“最適な精子”をセレクトする
点にある。

データの項目には血液型、民族、出生地、身長、体重、
体型、皮膚の色、毛髪の太さや色彩、顔の形、鼻梁、
一重および二重のまぶた、虹彩の色、唇の厚さや
色彩などの特徴が含まれる。


このAIマッチングシステムを利用することによって、
夫の精子による妊娠を諦めなくてはならない夫婦が、
夫の特徴に「最も類似した」精子から
健康な赤ちゃんをもうけることができる。

最適な精子の抽出率は96%に達するという。
関係者は秘密保持契約(NDA)を締結し、
精子データの送受もファイアウォールや
セキュアインターネットゲートウェイなど
厳格な情報セキュリティを介し、
治療の機密を保持できるとしている。

広義の「命の選別」に当たるのか?

中国の生殖学界でも「不妊に悩む夫婦が
最適な赤ちゃんをもうけられるだけでなく、
人民が優生学的にすぐれた第2子、第3子をもうけるのにも
役立つ」と歓迎されている。

もっとも一部の識者からは、
意図的に遺伝子情報を照合して精子を選別、
抽出する行為は、
「広義での命の選別」につながると危惧する声もある。

とはいえ、財力のある中国人が海外の精子バンクで、
希望の外見や体力、知性を持つドナーの精子を買う行為も
徐々に浸透しつつあり、
そもそも精子バンクで精子を選んで
子供をつくるということ自体が「デザイナーベイビー」
とも言える。


デザイナーベイビー時代〜来るか?

自分が選んだ愛する人と子供を作る・・・のが自然!
という感覚が日本社会には強いと思う
しかし、今日、新興勢力のトップランナーとして
急進している中国の中国人の感性を蔑ろにはできない

人類の歴史は、紆余曲折に歩んでいる
これが正義なのかどうかを言及する力はないが
新しい時代を切り拓くパワーが人類の歴史を
刻んできたのは間違いない

日本社会で考えれば
幕府という秩序を破壊する急進勢力が
南の端と西の端から誕生した
そして新しい秩序と社会を作り上げたのが
明治時代だ

昭和初期は世界大恐慌という背景もあり
経済の勢力に激震が走った
成金という新興勢力は既存体制を犯罪的な手法で
切り崩し新しい経済体制を爆進し、それは敗戦後の
焼け野原からも逞しく急成長を続け今日の日本経済の
大黒柱となっている

男女共に見た目の良い方がいいに決まってる
同じく馬鹿よりも賢いのがいい
などなど衆目のセンスは同じだけど
それを恋愛とか結婚という通過点を必要とするか
つまりは子供とか家族とは
「血の繋がり」が絶対条件なのか
「生活の共有」が家族の条件なのか
ということになると思う

新しい選択は、誰の手に?




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