チャレンジが叶う環境下で、プロダクトに貢献する| Member Interview #12
こんにちは!株式会社Newbees HR担当のpecoです。
本日はバックエンドエンジニアのtamaさんにインタビューをします。
毎朝早起き健康じるしのtamaさんに、エンジニアとしてどんなことをしているのか、いろいろ聞いていきたいと思います!
── 今回はtamaさんお住まいの京都まで来ちゃいました……!直接お会いできて嬉しいです。本日はよろしくお願いします。
わざわざありがとうございます(笑)しかも、僕の好きな月桂冠大倉記念館にまで来ていただくなんてびっくりです。よろしくお願いします。
── tamaさんの思い入れのある場所へ行きたくて、つい……!私もお酒好きなので、この場所にワクワクしています。それでは早速本題のインタビューへ進みますね!
えっ、ここでインタビューするんですか?ちょっと恥ずかしいので、落ち着いた場所に移動しませんか(笑)
── あっ、確かにそうですね。ついテンションが上がってしまいました。
忘れていましたが、インタビューは座れる場所を用意してあるので、安心してください。
そうだったんですね、良かったです。ここにいるとインタビューではなくてお酒を飲みたくなってしまうので、移動しましょう(笑)
── ……はい、ここならゆっくりお話できると思います!
ということで、インタビューさせていただきますね。まずは、これまでのtamaさんについて教えていただきたいです。
落ち着ける場所になって良かったです(笑)
はい、分かりました。大学では、文学部でチベット語を勉強していました。
授業を受けたきっかけは「月曜1限にチベット語というマイナーな授業を受けていたら面白いんじゃないか?」という気持ちからでしたね(笑)
ただ、実際受けてみると、文字がかっこよかったり、日本語と文法が近くて勉強しやすかったりで、興味深い点がたくさんありました。
── チベット語はたしかに珍しい分野ですね!でも、tamaさんは今エンジニアですよね……?社会人になってからエンジニアの勉強をされていたのでしょうか?
いえ、はじまりは大学時代です。卒論でチベット語のデータ収集をしたり、文書を分析したりするため、自分でプログラミングの勉強を始めました。
現代のチベット語を詳細に集めている人がおらず、「自分でツールを作らないと研究は難しいだろう」「プログラムを書いたほうが、自由度があがりそう」という考えに至ったのが理由です。
先輩が、アルバイトで文化財をデータ化する仕事をしていたのですが、自分も興味を持ち、その企業へアルバイトとして入ったんです。気がつけばエンジニアとして契約社員、卒業後はフリーランスとして働いていました(笑)
── そうだったのですね。ご自身でツールを作成しようという考えに至るなんて……!気がついたらフリーランスとして働かれていたのも、私はがっつり就職活動をしたので、びっくりです。
tamaさんは、学生時代から画像処理にも関わられていたとのことですが、どういったことをされていたのでしょうか?
研究室にあったチベット語が掘られている版木から、版画画像の再現にチャレンジしていました。版木は古く歴史のあるものなので、実際にインクを塗って版画を作成すると、版木の劣化も進んでしまいます。
ただ、画像処理などゴニョゴニョすれば、再現はできるのではないか?と思ったので、やってみました(笑)
結果はごく一部のみ、上手くいったという具合でしたね。
── 画像処理ではそんなことも実現できるなんて、興味深いです!
卒業後、フリーランスとして働かれていた職場が前職だと思うのですが、力を入れられた業務などあるのでしょうか?
寺社や博物館向けの、デジタルサイネージ用アプリ開発ですね。
具体的には、あるお寺にて、デジタル化した文化財を来場者がタッチ端末で鑑賞するためのアプリを作りました。
経験がない中、システムの構成から技術選定まで、全部自分で調べて考えて決定しないといけなかったので、とても大変でした。ほかにエンジニアがおらず、内部は自分に全て決定権があったので……。
今考えてみると、恐ろしいですね(汗)ただ、開発から設置まで携われたので、貴重な経験ができたと思っています。
── 全部1人で決めるのは、確かになかなかハードそうです(泣)お疲れ様でした。
そういったお仕事をされていた中で、Newbeesにジョインいただけたポイントはなんだったのでしょうか?
大きく2つあります。
1つ目は、チーム開発ができることですね。前職では1人開発がメインだったので、より大規模で、チーム開発できる場所に身を起きたかったのです。Newbeesはマッチングアプリを開発しており、規模が大きく、ガラケーの時代からプロダクトを時代に合わせていっているため、今後も新しいことに挑戦できると思いました。
2つ目は、自分のやりたいことができる環境だと思えたことです。カジュアル面談のとき、当時マネージャーだったnogさんが「個人の希望に沿ったアサインを心がけている」とおっしゃっていたのが印象的でした。
あとは、シンプルにバックエンドでGoを採用していることも魅力的だと思いましたね。
── 開発の環境やマネージャーの方針が、マッチしたということですね!
縁あって一緒に働けてよかったです。nogさんは今やCTOで、ますます色々な場所で活躍されていますよね!今後のNewbeesが楽しみです。
入社したとき、実際に希望を叶えてもらえたので、「あ、本当なんだ」と思った記憶があります(笑)そんなnogさんがCTOに就任されたのは心強いですね。
── これまでのtamaさんに関して教えていただき、ありがとうございました!今度は現在についてお聞きしたいのですが、tamaさんの業務内容を教えていただいてもよろしいでしょうか?
現在のメイン業務は、フリーランス管理システムのバックエンド開発です。管理画面の実装をしています。直近では、フリーランスの方が利用するアプリのWeb側……おもにフロントエンドになりますが、そちらにも着手していますね。フリーランス管理システムはリリースが近いので、頑張っています。
ほかにも、画像処理系の開発に携わることがあります。
Newbeesでは、ユーザーから受信する身分証画像を解析して、隠すべき情報を自動でマスキングをする処理の実装を進めていますよね。
ただ、自動処理に失敗したり、マスキングしきれなかったところは、人の手で処理する必要があるのです。僕は、手動でマスキングするための画面を再実装しました。
── バックエンドにとどまらず、フロントエンドや画像処理など、さまざまな領域に関わられていますね……!どういった経緯でそのような対応をすることになったのでしょうか?
フロントエンドに関しては、「管理画面にReact入れたいなー」という僕のつぶやきを、nogさんが拾ってくださったのがきっかけです。その後の朝会や1on1で「React入れたいなら入れていいよ」とGoサインを出してくださいました。
画像処理系の再実装に関しては、「こんな感じでどうですか?」と改善案を持っていきました。改善案といっても、作るのが面白いので、遊びの延長線みたいな気持ちで作成していましたが(笑)
── 遊びの延長線……!エンジニアリングが好きなんですね、素敵です。
nogさんの、背中押すスタイルもさすがですが、過去にどちらの領域でも実務経験を積まれているのも大きい気がしますね。経験豊富なtamaさん……!
現在さまざまな領域で開発されていますが、仕事のやりがいや楽しかったことがあれば、ぜひ知りたいです。
小さな実装ミスや、バグを生みかねない実装の修正が楽しいです。プロダクトの品質向上に貢献できたのが嬉しいのだと思います。
Newbeesは、本流の開発以外を対応していても、見てくれている人がいるんです。それでUnipos(※)を送ってもらえたりするので、やりがいに繋がっています。
── 小さなミスの修正が楽しいというのがtamaさんらしいです。本流の開発をゴリゴリ進めることが好きな方もいるイメージがあるのですが、どういった気持ちで細かな修正の対応をされているのでしょうか?
対応されていないということは、自分しか気付いていないということですよね。「せっかく気付けたんだからやろう。これは自分がやるべきだ」と思って修正しています。
── 潔いですね!かっこよすぎるので、私もtamaさんの爪の垢を煎じて飲んで仕事しようと思います。
tamaさんは、ジョインしてから約半年が経ちましたよね。そんな中で見えてきたNewbeesの課題があれば、改善のためにもぜひ教えていただきたいです。
チームを超えたコミュニケーションがあまりないことは、課題に感じています。他の部署ではあるのかもしれないですが、エンジニアは情報交換の場が少ないですね。
同じプロジェクト内でも「今の勉強会がかっちりしているから、エンジニアだけでごちゃごちゃ喋ることができないよね」という話が出ていました。
ただ、すでに「こうしたらいいのではないか?」という話は出ております。僕が入っているプロジェクトの朝会で、技術記事を紹介する時間があったのですが、「朝会ではなくて、毎週金曜に時間を作ろう」となったんです。
技術記事でも気になったことでも、カジュアルに話せる時間です。もし上手くいったら、エンジニア全体で広めていこうとしています。
── まさかの、解決策とセットで回答をいただいて驚いています!会社のカレンダーに「雑談Tech(仮)」とあったのは、こちらのことだったのですね……!ちなみに、既存の勉強会はかっちりしすぎているのでしょうか?ここも改善の余地があるかもしれないですね(泣)
個人的には、勉強会は今のままでいいのではないかと思っています。ゆるく話す場とは別物なんじゃないかと。
社内メンバーや、ときにNewbeesへ興味を持ってくださった方に、きっちり発信する場があったほうがいいと思います。
── なるほど、発信と交流という観点で、目的が違うといったところですね!少し安心しました(笑)
Newbeesの課題はお聞きできたので、今度はtamaさん自身のお話を聞きたいです。仕事をするうえで大切にしていることはなにかありますか?
はい、大切にしていることは2つあります。
1つ目は、問題提起や質問するときに、自分の意見を1つ用意しておくことです。技術的に選択する際、チームに意見を投げかける場合があるのですが、「自分はこっちがいいと思います」と意見を持ち、丸投げしないようにしています。自分がぶち当たった問題は、自分で解決する必要があると思っているので。
2つ目は、仕事を進めていく中で、認識のズレが発生しないようにすることです。例えば、ディレクターであるmasaさんとのやり取りの中で、要件の曖昧なところは指摘して、実装したあとに出戻りがないように気をつけています。
── 2つとも、tamaさんからにじみ出ている責任感といいますか、やりきる精神に基づいていますね。ちなみに2つ目は人への指摘なので、個人的にはパワーを要するイメージです。特に抵抗なくできる環境なのでしょうか?
そうですね、抵抗はないです。
masaさんに確認するという、「誰へ」がはっきりしているのは大きいと思います。
他の人を見ても、「このパターンもありますよね」「定義されていないと思います」など、言うべきところは言っている印象を受けています。
── 確かにSlackを覗いてみると、認識合わせの文言が飛び交っていますね!「風通しがいい」といろんなメンバーが言うのは、こういうことだったのか……(しみじみ)
tamaさんの大切にしていることがイメージできて嬉しかったです!
今度は、これからどんなことに挑戦したいか、お聞きしてもよろしいでしょうか?
直近では、IDセルフィーの実装に挑戦したいです。IDセルフィーとは、身分証を手に持ち、顔全体と同じ画面に収めて撮影をし、身分証の写真と本人写真が同一人物か、自動判定をする機能のことです。
こちらの実装は、画像解析だけでなく、機械学習を使う可能性もあるのですが、機械学習は対応したことがないので、やってみたいです。
せっかく新しく勉強をするので、技術の発信にも力を入れていきたいですね。技術記事を書いたり、勉強会で発表したり……。
── チャレンジされたいことがいろいろあって楽しそうですね!勉強会は私も最近初めて開きましたが、準備がめちゃくちゃ大変だったので、挑戦されるの尊敬します!
pecoさんもお疲れ様でした。
勉強会は苦手だと思っているのですが、開催した後は楽しかったと思うんですよね。準備は好きではないし苦手なんですが、やってみると楽しくて。
LT会も準備がしんどかったですが、終わると楽しかったですし。
分かりやすい達成感がありますよね。頑張ります(笑)
── ありがとうございます。みんなで勉強会を盛り上げられたら嬉しいです!
お仕事に関してたくさん質問してしまいましたが、実はプライベートのtamaさんも知りたくて……!休日の過ごし方や趣味を教えていただけますか?
休日は、作り置きのおかずを作っています。僕の夕飯作成担当が土日月なのですが、月曜に余裕を持つため、日曜におかずを作るんです。人参の焼きびたしが美味しいのでおすすめです。
最近はあまり行けていませんが、仏教系や東アジア系の博物館へ赴くのも好きですね。
先程一緒に行った月桂冠大倉記念館も、プライベートで行きました。ただ酒が好きだから楽しいというところは否めませんが、ものづくり魂的なところで感化されます(たぶん)。
趣味はけん玉ですね。健康のために毎日やっています。運動不足解消にいいですよ。
あとは、毎朝たまご焼きを作っています。ヤマキの白だしで作るのがベストです。
── 月桂冠大倉記念館、たしかに渋くて、歴史を感じるので私も好きです。
けん玉とたまご焼きはtamaさんのトレードマークですね。一貫して続けられていて凄いです!
ありがとうございます。以前社内で共有した、自己紹介で利用したスライドにもたまご焼きの作り方を載せていたと思うので、ぜひpecoさんも作ってみてください。
── たくさんお話を聞かせてもらい、ありがとうございました。
tamaさんのお仕事や考えなどが聞けて楽しかったです!
それでは最後に、これからともに働く仲間へ、メッセージをお願いします!
Newbeesは、個人の希望に沿った開発を心がけてもらえる環境です。
サービス開発という目的がある以上、経験やベースの知識なども関係してきますが、チャレンジしたいことを発信すれば、拾ってもらえる場所だと思っています。
もちろん、そこには責任ややりきることが発生しますが、僕は面白いし、楽しいからやっています。
「こんな領域の開発にチャレンジしたい」「いろんなエンジニアがいる環境で、自分の技術を磨きたい」と思っている方は、ぜひ一緒に働きましょう。
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