まぎらわしいこと(疑われるようなこと)をするんじゃない!
わたしが作った料理を見ながら深いため息をつき、夕食のテーブルについた夫。
なにそれ、
そんなに今夜のおかずに文句があるなら、食べなくたっていいんですけど…
と言うことも辞さないつもりで、
「あ、なんか気分じゃなかった? 今日のおかず」と言ったら、
「え? あっ! 違う違う。おかずじゃない。自分の仕事のこと。ごめんごめん」
「あのねえ…。
李下に冠を正すんじゃないよ!!」
デジタル大辞泉の解説
李下(りか)に冠(かんむり)を正さず
《スモモの木の下で冠をかぶりなおそうとして手を上げると、実を盗むのかと疑われるから、そこでは直すべきではないという意の、古楽府「君子行」から》人から疑いをかけられるような行いは避けるべきであるということのたとえ。→瓜田(かでん)に履(くつ)を納(い)れず →瓜田李下(かでんりか)
夫は爆笑していたが、ちっとも面白くない!! まじで、まぎらわしいため息はやめてください!!
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