<台風19号>福島県内のボランティアセンター週末型へ
10月12日に日本に上陸し、大きな被害をもたらした台風19号。福島県内も大きな被害が出てしまいました。
また被害が広域であることから、ボランティアが分散し、ボランティアが分散してしまうという事態にもなってしまいました。
報道の差もあり、非常に苦戦した福島県内のボランティアの確保ですが、一旦12月28日で県内すべてのボランティアセンターが活動を終了しました。今後は、いわき市、郡山市は週末のみになりますが、ボランティアを募集しています。
今回の災害対応に関しては、福島県や市町村の対応に関しては考えることが多くありました。あの大きな東日本大震災を経験しているとは思えない対応、その貴重な経験は積み重なっていないこと、教訓が全く活かされていないことに愕然としてしまいました。
また、ボランティアセンターを運営する社会福祉協議会は、通常業務がありながらボラセンを運営するので、その仕組みに限界を感じました。そのためとは思いたくないですが、ボラセンを早く閉めようとする傾向があったのも事実です。
水害は地震と違い、床下に水が入ると土を除去し、乾かす必要があります。2004年の7・13水害で床下浸水だった我が家は、乾かすことをしなかったため、謎の虫が発生するという事態にもなってしまいました。今も2階での生活をしている世帯もあると聞きます。だからこそ、丁寧に対応する必要があると思うのです。健康被害にもつながりかねません。
年末を迎え、被災したみなさんが、少しでも落ち着いた生活を取り戻していることを祈って。