【#4 自然に優しく、人に優しく】
宮古島内で日々想いを持って活動する方々の様子、きっかけや背景を
「宮古島仕事図鑑 -ミヤコノシゴト–」と題して紹介するWebメディア。
今回ご紹介するのは、海洋ゴミを資源として活用展開する南上 彩乃さん。
ー 今の仕事のきっかけを教えてください。
発達障がいと診断を受けて就労支援を利用した経験から、就労支援を目指した土台作りとして、「地球にやさしく・人にやさしく・島にやさしいものづくり」のための会社を設立したという南上さん。
「人を笑顔に出来る、ワクワクさせる事が出来る、ものづくりが大好きで最高に楽しい」大好きな宮古島への恩返しと、自身の好きなものづくりを活かし、海岸線に辿り着く漂流物をアクセサリーへと生まれ変わらせる事業を展開中。
ー 1日の過ごし方を聞かせてください。
研究と実験を重ねる日々の南上さん。集中すると何時間でも作業場へ入り作品づくりを行う。海洋ごみを不要なものとするのではく、活かしていくことで資源へと生まれ変わらせる。南上さんの1日は濃く、充実している。
ー 休みの日はどんなことをしていますか?
家族で海に行き、シュノーケルやサップを楽しんだり、息子と主人が海で遊んでいる間に宝探し(海洋ゴミ拾い)をしたり。
現在はやりたい事しかやってないので仕事も遊びも同じ感覚でいます。
和かな笑顔とキラッキラした雰囲気の漂う彩乃さんは、常に楽しそう。
ー 今後の展開、挑戦したい未来について。
適正工賃の支払い可能な仕組みづくりを目指した就労継続支援B型事業所を開所に向け動き出している南上さん。環境への負荷を最小限に抑えながら、持続可能な商品やサービスの提供、利用者さんたちへの工賃・従業員さんたちへの賃金を適正な金額に設定し、人材育成に力を入れていくことを目指し取り組む姿勢、応援しています。
※この記事は、Instagram版の「ミヤコノシゴト/宮古島仕事図鑑」
2023年7月18日 配信に付随した特集記事となっています。
Instagram版ミヤコノシゴトは、こちらからも確認できます。