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おちらしさんのチラシ(2024年6月号・美術)

おちらしさん美術版6月号でお届けするチラシラインナップです!おちらしさんスタッフのひと言コメントを添えて、ご紹介します。

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「東京都写真美術館ニュース 別冊ニァイズ nyaeyes 158号」
★コミックで紹介する最新ニュース、今回の題材はTOPコレクション展。収蔵品と宮沢賢治のコラボ展示をしたい!けれど……!? 企画の裏事情が赤裸々に。
「東京都写真美術館 金曜日はオール・ウェルカム・デー!」
★より多くの人が訪れやすくなるための、TOP美術館のバリアフリー施策を紹介。手話つきギャラリートーク、音声ガイド、来館時のおすすめルート紹介なども。
「特別展『超 国宝』」「特別展『日本、美のるつぼ』」
(超 国宝) 2025/4/19~2025/6/15@奈良国立博物館
(日本、美のるつぼ) 2025/4/19~2025/6/15@京都国立博物館
★京都と奈良で開催されるふたつの展示案内が1枚のチラシに。「特別展『超 国宝』」では、観音菩薩立像・菩薩半跏像が荘厳な空気を伝えます。もう片面の「特別展『日本、美のるつぼ』」では神奈川沖浪裏の上空を雷神がダイナミックに飛翔。
「草間彌生 版画の世界 ―反復と増殖―」
2025/4/25~2025/9/7@京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
★画面いっぱいに満ち、繰り返される水玉と網目。草間彌生の版画作品に注目した初の大規模展の魅力と迫力が、チラシ表面・裏面に所狭しと広がっています。
「キース・ヘリング展 アートをストリートへ」
2024/4/27~2024/6/23@兵庫県立美術館
★作者の名は知らなくてもきっとどこかで見たことのある、リズミカルな色と線、踊るような人々。アートを日常に開き、闘い続けたヘリングの姿に触れられる展覧会です。
「明日への出発 〈前期〉関西の作家たちの交差点 〈後期〉フランスの作家たちの物語」
〈前期〉2024/5/14~2024/7/15,〈後期〉2024/8/27~2024/10/6@BBプラザ美術館
★7月に15周年を迎えるBBプラザ美術館。数多くの作家たちの名を整然と紹介するレイアウトの美しさを含め、この美術館ならではのコレクション展の魅力が詰まったチラシです。
「印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957–1979」
2024/5/30~2024/8/25@京都国立近代美術館
★チラシ表は、井田照一がひとつの版から無数の異なるリトグラフを制作した≪The Spy Surrounds the Spy≫(1974年)の一枚。複製メディアの芸術を問い続けた作家たちの実践が集う展覧会です。
「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」
2024/6/1~2024/8/25@東京都庭園美術館
★全4種の豪華なチラシ。両面合わせて計8種の竹久夢二作品が紹介されています。背景色・タイトル色と各作品との練られたマッチングも目を楽しませます。
「倉俣史朗のデザイン ―記憶のなかの小宇宙」
2024/6/11~2024/8/18@京都国立近代美術館
★浮かぶように佇んでいるのは≪硝子の椅子≫(1976年)。存在自体が語りかけてくる倉俣史朗の家具の無二のフォルムが、静謐なトーンで紹介される1枚です。
新宿眼科画廊
「大きい絵展」「髪髪髪」「Pure Distortion」「Sleep/Close」「プリズム・コネクト」

(大きい絵展)2024/6/14~2024/6/26
(髪髪髪)2024/6/28~2024/7/3
(Pure Distortion)2024/6/28~2024/7/3
(Sleep/Close)2024/8/2~2024/8/7
(プリズム・コネクト)2024/6/28~2024/7/10
★裏面にびっくり納得の「大きい絵展」生々しくも目が吸い寄せられる「髪髪髪」眩しい色彩の「Pure Distortion」夢の中に溶けていくような「Sleep/Close」デジタルとアナログが入り混じる「プリズム・コネクト」。新宿眼科画廊で味わえる幅広いテイストの展示の紹介です。
「今森光彦 にっぽんの里山」
2024/6/20~2024/9/29@東京都写真美術館
★山々を背景に、鮮やかな色をみせるカタクリとギフチョウ。今森光彦のレンズが捉えた里山の力強さが、写真それ自体の力を活かすダイナミックな配置で示されています。
「OPÉRA de PARIS」
2024/6/21~202/7/28@ポーラ ミュージアム アネックス
★紺の闇と強いオレンジの光が対比をなすエントランス。空間の息遣いごと伝わるような。パリ・オペラ座の壮麗な美を記録した田原桂一の伝説的な仕事を紹介する展覧会です。
「高田賢三 夢をかける」
2024/7/6~2024/9/16@東京オペラシティ アートギャラリー
★単に「色鮮やか」では表せない、目を覚まさせる強烈なカラー。若き高田賢三本人を映したモノクロ写真にすら色の宿りそうな、彼の色彩とデザインの引力を示すチラシです。
「福田どうぶつえん」
〈前期〉2024/7/13~2024/8/26,〈後期〉2024/8/28~2024/10/1@福田美術館
★どうぶつえん!? その名の通りチラシの表にも裏にも動物がいっぱい。近世~近現代の画家たちが描く動物画が生き生きと集結します。\イヌ・ネコ多め/とのこと。
「嵯峨嵐山かちょうえん」
〈前期〉2024/7/13~2024/8/26,〈後期〉2024/8/28~2024/10/1@嵯峨嵐山文華館
★かちょうえん!? タイトルロゴも飲み込みそうな大ボリュームの花と鳥たち。華やかで気品あふれる、目をよろこばせる絵画の「花鳥園」が美術館に出現します。
「ポール・マッカートニー写真展 1963-64 ~Eyes of the Storm~」
2024/7/19~2024/9/24@東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワ ー52階)
★鏡の向こうにぼんやりと映る、カメラを構えたポール。彼自身が撮影した写真群は雄弁で、ビートルズへの熱狂の渦の中にあった彼らの貴重な一瞬一瞬を捉えています。
「デ・キリコ展」
2024/9/24~2024/12/8@神戸市立博物館
★デ・キリコの絵画それ自体を連想させる特徴的なオレンジ色。幾何学的なデザインのロゴも、中央に配された≪形而上的なミューズたち≫(1918年)と呼応します。
「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」
2024/9/19~2024/12/1@東京都美術館
★精緻、かつ煙るようなトーンで描かれた奄美の自然。垂れ下がる葉にかかる重力まで捉えるような田中一村の傑作のエネルギーが、文字を最小限にしたチラシから響いてきます。
「ハニワと土偶の近代」
2024/10/1~2024/12/22@東京国立近代美術館
★もともと抽象的なハニワと土偶の顔が、更に抽象化されてこちらを見つめています。赤・青・黒・白に限られた配色が、絞りこ まれた明瞭なテーマを表すかのようです。
「さくらももこ展」
2024/10/5~2025/1/5@森アーツセンターギャラリー
★展示される原画を1枚載せたチラシと思いきや、よく見るとイラストの周囲も含まれ、手書きのメモや紙自体の質感を伝えてい ます。紙のちからを示すデザインです。


「おちらしさんのよみもの」もどうぞお楽しみに…!

印刷会社の目線で気になるチラシをご紹介する「勝手におちらしさん」
株式会社サンコー 有薗悦克 様
「おもいをカタチにする印刷会社」株式会社サンコーの3代目社長。「勝手におちらしさん」をX(旧Twitter)で投稿したり、平和紙業とコラボしたインターネットラジオ番組「紙と印刷とラジオ」(ツイキャス・ポッドキャスト・youtubeで配信中)のパーソナリティを務めながら、紙にしかできない表現を日々追求している。

「おもいをカタチにする印刷会社サンコー(@sanko_sumida)」
サンコーの公式X(旧Twitter)では、「勝手におちらしさん」以外に、毎朝の空の色をCMYKで語ったり、工場の日常をつぶやいたりしています。デザインにちょと役立つ情報もある(かも)。ぜひフォローお願いします。

「とびだせわたしたち」文筆家・僕のマリから見た、おちらしさん
僕のマリ 様
1992年福岡県出身、文筆家。
著書に『常識のない喫茶店』『書きたい生活』(ともに柏書房)など。また、自主制作の日記本も発行している。

6月号からお届けのパッケージが新しくなりました!


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