ままごと『わが星』を、映像でみる。
こんにちは、スタッフの望月です。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
先日、ユニコ(U25)のツイッターにて、YouTubeで配信されている舞台芸術をいくつかご紹介させていただきました。
YouTubeで舞台芸術を調べてみると、公式で映像配信されている団体さんが想像以上に多くありました…!
「今月、観劇の時間取れない…」という方も、おうちでゆったりと、気軽に舞台作品を楽しめます。ぜひご活用くださいませ^^
今回、わたしがご紹介するのは、
ままごと の『わが星』という舞台です。
国際交流基金が運用している「STAGE BEYOND BORDERS」という舞台公演オンライン配信プロジェクトにて、2021年10月20日~2022年10月19日までの期間YouTubeで無料配信しております。
日本の舞台芸術が、多言語で翻訳され、国境を越え発信されるこの取り組み。演劇によって、わたし自身が世界と繋がっているような気がして、とても嬉しくなります。
『わが星』は、第54回岸田國士戯曲賞を受賞した、ままごと主宰である柴幸男の代表作となっております。
特徴的なのが、「ラップ」×「演劇」の音楽劇であるというところ。
ポップユニット・口ロロ(クチロロ)の三浦廉嗣が楽曲提供をした『00:00:00』という曲に合わせて、物語が進んでいきます。
言葉が偶然音楽に乗っているように聞こえたり、静かに言葉が流れていたと思ったら、いつの間にか音楽の中に入っていたり…。ラップと言葉の狭間にいる感覚が、不思議と深い深い宇宙に浮かんでいるような気持ちになります。
この作品をどう表現すればいいのか、
とても難しいです。
ただ、この作品をみた次の日の朝、空がとっても遠く感じて、町を行き交う見ず知らずの人々の生活が色濃く心に染まって、こうして過ぎていく一秒、一秒が、かけがえのないものに感じました。
わたしの中で、とても大切な作品となりました。
気になった方はぜひご覧ください^^
口ロロの『00:00:00』はこちら。
舞台とはまた違った良さが味わえます。
口ロロの音楽は、さまざまな音のコラージュが全身にふぁーっと広がり、聴いていて楽しくなるものばかり。とってもおすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。