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ユニコ公演紹介 vol.2|地点『ギャンブラー』|ドキドキワクワク、少しハラハラ。
こんにちは、スタッフの望月です。
寒い日が続きますね。焼いもとか、したいですね。
「ユニコ公演紹介」第二回。
今回ご紹介するのは・・・
地点
『ギャンブラー』 です。
チラシデザインはこちら。
地点レパートリー連続上演もとうとう最後の演目、『グッド・バイ』を残すばかりとなりました。本番は今週の木曜日12/9より。
— 地点 (@chiten_kyoto) December 6, 2021
来月は新作を横浜で上演します。『ギャンブラー』。こちらもどうぞお楽しみに! pic.twitter.com/zk0rgyORMl
一面の赤いモザイクが背景となり、事有り気に描かれる黒い楕円。そしてこちらを見る7人の男女。
インパクトがありながらも、何か不穏な空気感が漂うチラシ、胸騒ぎが止まりません…。
地点について
地点 は、京都を拠点とする演劇団体です。
数々の文学作品や戯曲を、地点ならではの視点・言葉・演出を織り交ぜ、コラージュした舞台作品を多く生み出しています。
「地点語」とも言われている独特な拍と強弱のある発音は音楽的と評されており、海外でも高い注目を集めています。
どこか掴みどころのない、予測不可能な作品の数々が魅力の団体です。
『ギャンブラー』について
『ギャンブラー』の原作は、
ドストエフスキー作『賭博者』です。
ギャンブルで敗残な人生へと落ちていく青年の姿が描かれた作品となっています。
ドストエフスキー自身の実体験が書かれた作品とも言われており、そのリアルな設定と心理描写は、読了後もしばらく心が引きずられるほど。
読む者を悩殺する、
ドストエフスキーの代表作です。
そして今回、音楽を担当するのが
「空間現代」。
鮮やかに加速していくリフレインと、メンバーの呼吸が音と同化したかのようなシンクロ性の高い演奏で、誰もが圧倒させる彼らの音楽。
非常に、中毒性の高いロックバンドです。
「ドストエフスキー」×「地点」 ×「 空間現代」
この三要素、一体どうなってしまうんだろう…。
足を踏み入れたら、二度と戻っては来られないのではないか…(いい意味で)。
そう思うほどに、
観れば観るほど、読めば読むほど、聴けば聴くほど、心の中で高揚感と焦燥感に襲われます。
11・12月に行われた[地点レパートリー連続上演]を観劇して「もう一度、あの空間を味わいたい!!」と思った方も、『ギャンブラー』、見逃せません。
公演概要
地点『ギャンブラー』の公演日時・料金はこちら
2022年1月12日(水)~1月16日(日)
1月12日(水) 19:00
1月13日(木) 19:00
1月14日(金) 19:00
1月15日(土) 15:00
1月16日(日) 15:00
*開場は開演の30分前
チケット料金(全席指定席)
【 一般前売:4000円 】
(当日4500円)
【 学生前売:3000円 】
(当日3500円)
公演場所は、神奈川県横浜市にある
KAAT神奈川芸術劇場〈大スタジオ〉
で行われます。
劇場周辺には、横浜中華街や山下公園など、観劇前後に立ち寄れる場所がたくさんあります。
横浜中華街で腹ごしらえをして、『ギャンブラー』観劇後、公園で歩きながら、ゆっくりと余韻を反芻させる時間をとることが出来ます。
観劇に訪れた際にはぜひ立ち寄ってみて下さい。
1月は、面白そうな舞台作品が盛り沢山!
みなさまの「初観劇」作品選びの参考になりますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
お身体にお気をつけてお過ごしください。
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