「チラシ」から「紙」の世界へ潜ってみたら最高だった!③〜デザインと宣伝美術編〜
こんにちは!おちらしさんスタッフの臼田です。おちらしさんラジオのパーソナリティ・ななみんでもあります。
紙好き初心者のななみんによる、「チラシ」から「紙」の世界へ潜ってみたら最高だった!シリーズ、3回目をお届けします!
第1回目は、東京都立川市のTAKEOFF-SITEで開催されたイベント「紙とアートマーケット」についてのお話。
第2回目は、手紙社さんによるイベント「紙博」についてのお話。
第3回目は…「紙」といいつつ、離れているようで近い存在、「デザイン」のお話です。紙好き初心者のななみんは、素敵なチラシを見つけると、紙質だけでなく、どなたがデザイン(宣伝美術)を担当されているのかも、興味をもつようになりました。
おちらしさん最新号(6月号)のなかで、私が特に注目していたのが、KAAT PAPERです。
KAAT神奈川芸術劇場の広報誌ですが、劇場「内」だけでなく、劇場「外」のことも数多く書かれており、地域と繋がる情報の豊かさに読み応えが抜群!色彩も非常に豊かなんですよ!
以前、KAAT PAPERの内容について迫った記事も公開しています。
KAAT PAPERは、グラフィックデザイン事業・活版印刷事業をされている株式会社Allrightの、髙田唯さんがアートディレクションを務められています。
私の大好きなKAAT PAPERを手掛けられている髙田さんが、他にどのようなデザインをされているか気になるなぁと思っていたところ…数日前に私の元へ飛び込んできた嬉しいニュース!!こちらの展示情報を見つけました!!
代官山の蔦屋書店で24日(金)まで開催中のフェア、髙田 唯「中国台湾中間報告」です。有難いことに22時まで営業をされていたので、こちらの情報を知った翌日の仕事帰りに、足取り軽く代官山まで駆けて行きました!
今回の展示では、髙田唯さんの台湾・中国での制作が、髙田さんのコメントと共に並べられています。デザインされたポスターが6〜7種類ほど展示されていたのですが、その1つ1つから感じる、デザインへの愛が、とてつもなく深い!!!
私が持つデザインの知識は、とてもとても微々たるものですが…ポスターデザインと髙田唯さんのコメントを見た瞬間、「ポスターが生まれる過程で人と人とが心で通い合っている風景」が自然と想像できた点に、胸がギュッッッと熱くなったのです。
チラシの宣伝美術(デザイン)欄に注目した結果、心から楽しい時間を過ごすことができました!
皆さまも、素敵だなぁと思うチラシの”宣伝美術(デザイン)欄”をぜひ注目してみてください。あなたの好きなチラシは、皆、同じ宣伝美術の方かもしれません…!
ちなみに…展示場所の近くでこちらの雑誌を見つけました。こちらのアートディレクターも、髙田唯さんが務められたそうです!
“32年分の公演チラシ1825枚一挙掲載”
1980年代の公演チラシも見られるそう!チラシ好きにはたまりませんね…。ななみんは、今からこの雑誌を熟読しようと思います。では!