全国各地から、学生演劇の強豪が集まる祭典をご存じですか?
-------- 全国学生演劇祭 --------
全国学生演劇祭 特集、第1弾!
3月9日からすみだパークシアター倉にて、全国学生演劇祭が開催されます。
8回目の開催となる今年は、東京で開催!!
「全学祭を観てみたい!」「どの団体を見ればいいのかわからない…」という方のために、演劇祭に参加する選ばれし10団体のプロフィールを大公開!
各団体にアンケートを実施!それをもとにプロフィールを作成しました。団体ごとの【旗揚げ経緯】【作風】【作品の見どころ】【ユニコスタッフからひとこと】を、ひとつひとつご紹介します。
ぜひ、最後までご覧ください。
《 Aブロック 》
大胆不敵ダイヤモンドダスト
◇ 札幌学生対校演劇祭 代表
ユニコスタッフからひとこと
ストーリー、音楽、舞台美術、役者の表現力、全てに一体感がある舞台です。いくつもの登場人物を、たった3人の役者が演じています。それが信じられないくらい、観ていて心地いいほどに安心感がある…!北海道の雪を溶かすほどの、舞台に対する熱量が伝わります。
Route
◇ 東京学生演劇祭 代表
ユニコスタッフからひとこと
シンプルな舞台に映える、奥行きのある会話劇。役者一人一人の伸びやかな表現力と湧き出る熱量が、Routeの魅力!わたし的に、落ち込んだ時にみたい作品No.1です。それくらいおなかを抱えて笑えるし、元気が出ます。(MSPにも出演していた役者さんがいるのも、個人的に湧きポイント。)
ぽやぽやバケーション
◇四国学生演劇祭 代表
ユニコスタッフからひとこと
白いシャツに、白い長ズボン。そして舞台上には、白い線。3つの「白」が重なる空間に、2人の俳優が登場します。この2人が交わす言葉は落ち着いていて、耳が心地よいです。白いキャンバスに丁寧に色が塗り重ねられていくような感覚。ほっとします!
《 Bブロック 》
劇団ダダ
◇ とうほく学生演劇祭 代表
ユニコスタッフからひとこと
『悦に浸れないなら死ね』、題名のインパクトが耳に残ります。なめらかに進んでいくストーリーの中に感じるちょっとした違和感、そして何より、リアル。演技や言葉はもちろんのこと、役者から溢れる感情がリアルな舞台です。「受け手に解釈を委ねる」面白さ、皆さんに感じてほしいです。
ターリーズ
◇ 東京学生演劇祭 代表
ユニコスタッフからひとこと
題名と設定から、もう面白いことが確定していました。そしてその期待を遥かに上回ってくるターリーズ、、最高です。少年マンガを読んだ後のような、心臓の内から熱くなる感覚、力が漲ってくる感覚を、演劇でも楽しめるなんて…。全力投球なエンタメ力に、終始感動してしまいました。
劇団ちゃこーる
◇ 名古屋学生演劇祭 代表
ユニコスタッフからひとこと
「ちゃこーる」とは、「炭」を意味する言葉であり、「黒に近いグレー」といった色の意味も、もつようです。「グレー」と聞くと寒い色を想像しますが、劇団ちゃこーるのお芝居を観て最初に感じたのは「”あたたかい”優しさ」でした。「炭」で火をおこした後の”あたたかさ”と同じ感覚かもしれません。宣材写真、優しい笑顔ですよね~!
ギムレットには早すぎる
◇ 福岡学生演劇祭 代表
ユニコスタッフからひとこと
「演劇以外にも、キングオブコントに出場したり、落語をしたりと活動の幅を広げる。」という紹介文の通り!!お芝居を観たときの第一印象は「落語っぽい!」でした。自然な喋り口で、くすっと笑えるポイントやじーんとくるポイントが絶妙にやってくるので、観劇の体感時間はあっという間な気がします!
《 Cブロック 》
劇団二進数
◇東京学生演劇祭 代表
ユニコスタッフからひとこと
東京学生演劇祭で大賞を受賞した作品です。観劇後「学生演劇のレベルって、こんなに高いのか…!」と、脱帽してしまいました…。それくらい巧妙に練られた物語と、登場人物の個性豊かな表情が魅力です。不安要素一切なし。YouTubeやTikTokでも活動をしていたりと、これからがとても楽しみ!!(宣材写真が最高にかっこいい…)
餓鬼の断食
◇奈良学生演劇祭 代表
ユニコスタッフからひとこと
劇団の作風にあるように、ハイテンポでお芝居が進んでいきます!「おもしろい!おもしろい!おもしろい!」の合間にふと、「どきっ」とするエピソードも。そのエピソードに胸が苦しくなりながらも、優しく抱きしめてくれるのは、これまたハイテンポの明るさ!心に、前に進むエネルギーをもたらしてくれるような感覚です。明るい笑顔が素敵!!
戯曲が公開されているので、好きな台詞を、探してみてください!
劇団ゲスワーク
◇京都学生演劇祭 代表
ユニコスタッフからひとこと
劇団ゲスワークの皆さんが京都学生演劇祭に出場したときの、この表情を見てください!!どこまでも心が真っ直ぐだと感じる素敵な表情に、胸があつくなりました。劇中の独白シーンも、台詞がとても真っ直ぐで、心によく沁みわたります。「作品の見どころ」にもあるように、小説を1ページずつ丁寧に読み進めていくときの、落ち着くような感覚と似ています!
全国学生演劇祭 概要
◆演劇ワークショップ開催◆
全国学生演劇祭とユニコプロジェクトのコラボ企画、演劇ワークショップ企画の開催が決定しました!!
演劇制作のプロのお話を聞く機会を、ぜひお見逃しなく…!
■「演劇制作論-ここちよい創作環境にフォーカス-」
講師:坂本もも
日時:2023年3月8日(水)18:30~20:00
演劇を上演するまでに行う制作的な実務を知る。
価値観の異なる人々と様々な対話をする演劇創作において必要な、他者との関係性の築き方やコミュニケーションについて考える。
■ハラスメント防止レクチャー「自分を大切にし、多様な他者と協働するためのコミュニケーション」
講師:植松侑子
日時:2023年3月9日(木)18:30~20:00
舞台芸術の創造現場に限らず、自分と価値観や考え方が異なる他者と協働するときに、意見がぶつかり、お互いの人格を否定しあったり、傷つけあうようなことが無いように、気持ちの良いコミュニケーションに必要なポイントや考え方をお話しします。
また、時間がある限り参加者のみなさんからのご質問にお答えできればと思います。