雙葉小学校、横浜雙葉小学校、田園調布雙葉小学校の違い
中学受験の女子御三家といえば、桜蔭、女子学院、雙葉の三校。
「雙葉」は、幼稚園受験、小学校受験でも大変な人気校です。
代々、雙葉に通われているご家族も多いかと思います。
品格、知性を重んじるイメージは強いですが、最近は、意外とお嬢様学校という言葉がしっくりこないという声も多いですね。
雙葉ブランドに恋して、雙葉小学校、横浜雙葉小学校、田園調布雙葉小学校の3校をお受験される方もいらっしゃると思いますが、その違いを、“主観的に”まとめてみました。
憧れのブランド
というのも、私たち家族も、小学校受験を本格的に開始するまで、雙葉ブランドに謎の憧れがありました。
今でこそ、色々な小学校を知っていますが、地方から出てきた私たちが知っているのは、雙葉、慶應、早稲田くらいなものでした。
そのため、雙葉という名前がついていれば何処でも!というくらい、何も知らない中で、雙葉の二文字に恋をしていたことも、今思えば懐かしいものです。
そのとき、この雙葉3校って いったい何が違うの?と、疑問になりました。
3校とも、校訓は「徳においては純真に 義務においては堅実に」と掲げており、キリスト教の教えを大切にされています。
中学、高校の偏差値は違いますが、小学校においては、どういう校風の違いがあるのか、学生のカラーは異なるのか、ホームページや各小学校の説明会、塾の対策講座に参加し、少しずつ違いが見えてきました。
とくに、OG訪問が一番違いが分かるかもしれません。
通われているご家庭の生声、そしてお子様の雰囲気がやはり違うような気がしました。
偏差値
小学校受験は、ペーパー以外に行動観察や集団行動など、異なる試験タイプで考査をするため、小学校受験には一律に測れる偏差値は存在しませんが、高校の偏差値でみてみるとこんな感じです。
雙葉高等学校68>>田園調布雙葉高校60>横浜雙葉高等学校55
田園調布雙葉は、幼稚園、小学校のみの募集のため、中学・高校の正確な偏差値はないので、あくまで参考です。
東大や有名国立を沢山輩出する雙葉は、頭一つとびぬけてますね。
世の中のグレードイメージ
これはとても主観的なものですが、それぞれの小学校に通われているご家族の感じるグレードイメージです。
※あくまで、通っているご家庭が語る主観的イメージです
雙葉>>横浜雙葉>田園調布雙葉
やはり、雙葉のみ圧倒的な格上のイメージを抱くご家庭が多いようです。
あとは、そのエリアイメージや、周りの通われている家族像を元に、横浜雙葉・田園調布雙葉のイメージが決まるようです。
具体的なイメージ(主観的なイメージ)
ここは主観的になりますが、通われているご家庭が語るお子様やご家庭像です。
雙葉は、文武両道、天才肌が多い、クラブ活動も活発、運動もやっている、のびやかという印象。
幼稚園の2年保育がここ数年で募集されましたが、もともと、一般募集の説明会なんてなかったようで、いちげんさんはお断りという印象。
生まれたときにお子様を連れてご挨拶に伺うOGのご家庭が多く、お母様、おばあ様の繋がりを大切にしている。
少子化で最近門戸開いたが、縁故が強く、一般枠はほとんどない、とのこと。
横浜雙葉は、世の中のデジタル化への適応に積極的で、親の連絡をIT、登校したら連絡がいくシステムを先駆けて取り入れるなど、変化に強い印象。
雙葉と比べて偏差値が低いことが学校としても課題に思っており、底上げを目指し偏差値重視な教育の傾向。
そのため、試験では、自頭がいい子をとりたい傾向があり、偏差値(ペーパー)と礼儀(お行儀)が重視される。
田園調布雙葉は、田園調布と名称は有りますが、田園調布の片隅の田舎に位置し、のんびりした学校という印象。
校長や先生、学生全体が心優しく、ひとり一人の個性を大切に、ゆっくり、じっくり穏やかに育てて頂ける。
幼稚園、小学校で募集を締め切るため、新しい風をあえて入れず、変わらないことを大切にする校風。
ないないづくしの変わらない環境で、同じ顔見知りの人と12年間育つことを求める、保守的な親が多い様子。
雙葉3校は、毎年非常に人気校ですので、ご自身の足で説明会に参加したり、OG訪問をして理解を深めて頂けたらと思います。
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皆様のお受験がうまくいきますように。
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