『魔女見習いをさがして』は、退職希望者をビルから突き落とすかもしれない。 11/23
狐が化けた灰皿ありました。
灰落した時に1ダメ食らって狐に戻ったらどうしようと思ったけど大丈夫でしたね。良かった~
改めて見たらきったねえな…
3連休でしたが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。3日もあると、1日あたりの日記なら特筆すべき位のことが3つあるから困りますね。まぁ、スーパーマリオオデッセイで1日で300ムーン獲得したことは書かなくていいか。
『魔女見習いをさがして』を見てきました。おジャ魔女どれみが好きだった女の子3人が成長して大人になり、おジャ魔女をきっかけに知り合い友情を深め合っていくストーリー。
タイトルの通り魔女見習いたちの足跡を辿るように鎌倉、飛騨高山、京都・奈良を旅行しながら様々な出来事に合って成長していく様はロードムービー的と言うのだろうか。京都・奈良では大宮くんという男性と出会うけどメインでは描かれてない人なので無視します。大宮くん、初対面の女を3人も観光案内するとか言っちゃう変にコミュ力高いところに自分の中の"何か"のセンサーが反応したのですが、その後本当に3人と撮った写真を(顔を隠してだが)無断でSNSに上げていて、その上「過去にSNSで炎上している」と作中で明言されててウケちゃいました。現代のこういう人間性をリアルに描く描写力凄いな。
最終的に3人は自分のやりたいことを見つめなおして再スタートを切るのだが、1人は退職して独立、1人は地元のヒモを成敗(コンクリートに一本背負い)して上京、最後の1人は曖昧だった夢に具体的な目標を立てて勉強を始めた。
主人公たちが将来を考えて今の仕事を見つめ直すという点で劇場版SHIROBAKOと共通していて、見ながらSHIROBAKOを思い出して違いを色々考えていた。SHIROBAKOを見た後はかなり落ち込んで「自分は今の仕事に夢を持って挑めていない…」と宮森たちと自分とのギャップに苦しんだものだが、魔女見習いを探してを見た後は背中を押されたような気がしてポジティブに帰ることが出来たんだよな。
やっぱり一番大きな違いは、SHIROBAKOでは宮森たちはアニメを作る仕事を続けるのに対して「魔女見習い」のソラ達は(学生・フリーターも含んでいるが)今進んでいる道から別の道を選んでいる点だろう。そして、前途ある第一歩を描写されたところで幕が閉じるのだ。
「今の仕事を辞めて本当にやりたかったことをしよう」と考えている人の背中を押してもらえる、勇気をもらえる映画だが、現実で新しい道を歩もうとしている人にとっては危険な作品だ。
だいたい退職して独立しようと考えている人は、新しく始める仕事の良い所・楽しそうな所を大きく捉えすぎている節があると思う。訪れてほしい新しい未来を考える時に想像しているのは大体独立して軌道に乗った直後までだ。軌道に乗る瞬間が一番気持ち良い。そして『魔女見習いをさがして』に描かれているのも軌道に乗った瞬間まで。気持ち良い。この先のことなんか考えたくない。冬の朝に布団にこもり続けるような甘美な時間なのだ…。
私も、「この先を考えたくない」が溜まりに溜まってここまで来ちゃったなぁ。ミレさんのような優秀な帰国子女ではないけど退職して新しい仕事始めていいでしょうか。田舎のわりばし畑で採れた遊園地に開店していいかな、「Aブロック基地」…。建てていいかな、渋谷区大型デパートヨコセヨ…。
「この先を考えたくない」が溜まって、土曜に録音した小(ちぃ)ビニラジオを今日になって編集始めてアップしました。
毎回マイナーアップデートしてますけど、今回のアップデートはでかいですよぉ。話者の表情がある程度わかるようにアバター?を載せて、目立った発言だけでもテロップを表示。イメージしたのはPILOTのWebラジオだけど、とてもあんな量のテロップは用意できない。発言全部テロップ付けて話者の表情も常に表示してなんて、えげつない作業量でっせ…
というか今回載せた顔、線が細すぎて全然表情見えないでしょう。「とりあえず用意するぞ!」という気持ちだけで手書きしたのであまりに拙い。絶対に いらすとやではお茶を濁したくないのでそのうち改善しよう。次回はOPとかジングルを自作してみたいのでそっちが先かな~?表情は有名イラストレーターに描いてもらうのが夢だよ。
エロ漫画家に頼んでしまったらどうなるかな。ピジャさんが描いたイラストで喋れたらめちゃくちゃ良いな…。俺と味の里があの目の細い煽情的な表情付けて、視聴者を欲情させながらフレンドパークのあるあるとか嘘のエピソード話そう。
ピリカピリララ ポポリナペペルト 寝起きも腰が痛くない寝相にして!
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