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週刊明るいラスベガス12/15/21

一気に寒くなってきたラスベガス。気温もホリデーシーズンの雰囲気ですが、皆さん如何お過ごしでしょうか?スポーツからカジノホテル、エンタメ、現地コロナ情報まで今週も幅広くローカルニュースをお届けします。宜しくどうぞ。

★今週のラスベガスニュース★

まずは、スポーツ界、そしてラスベガスにとってのビッグニュースです。NFL第58回スーパーボウル会場にラスベガスのレイダースホームのアレジアントスタジアムが公式に決定しました。2024年の2/11に行われます。元々はニューオーリンズで開催することが決まっていましたが、NFLが年間の試合数を16日から17日に増やした結果、スケジュールがずれて、ニューオーリンズで毎年恒例ののお祭りマルディグラとバッティングしていました。

今シーズン第56回の2022スーパーボウルは2/13にカリフォルニアのSoFi Stadium (Inglewood)にて行われます。何とハーフタイムショーはドクター・ドレー、エミネム、スヌープ・ドッグ、メアリー・J. ブライジ、ケンドリック・ラマーという豪華5組で行われるとの事。多くの賞を受賞している西海岸のヒップホップ革命の最前線にいたアーティストがロサンゼルスに戻ってくるという伝説のステージになりそうです。

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そしてラスベガスの街のビッグニュースです。何と、ストリップの元祖エンターテインメント型カジノホテル ミラージュがハードロックホテルになります。ハードロック・インターナショナル社はMGMリゾート社からミラージュの運営チームを$11億で買収しました。当分は現建物で運営する事になります。火山ショーが今後も続くかどうかはまだ不明。また将来的にはギター型の建物を建設する構想もあります。以前ハードロックホテルがあった場所は、現在バージンホテルになっています。

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ベテランのアメリカンバンドドゥービー・ブラザーズのラスベガス公演が決まりました。来年のツアーは、このラスベガスから始まります。2022年5/13から5/28までZappos Theater at Planet Hollywoodにて。1971年結成、メンバーの入れ替わりも激しく、一度解散もしましたが再結成しています。デビュー以来3,000万枚以上のアルバム・セールスを記録するウエストコーストロックを代表するバンドです。今回のツアーは結成50周年記念のツアー。「ロング・トレイン・ランニン」、「チャイナ・グローヴ」「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」等ヒット曲多数。今回バンド結成から初期を支えたトム・ジョンストン、そしてメンバーチェンジの激しいバンドの中で唯一全て在籍したパット・シモンズ、バンドの後期のサウンドを支えたマイケル・マクドナルド、一時期は矢沢永吉のツアーバンドマスターも務めたギタリスト、ジョン・マクフィーが揃うのも楽しみでしかありません。

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★コロナ&ワクチン情報★

12/14付けのネバダ州のクラーク郡(ラスベガスのある地域)の新感染者数は640人で、死亡者は15人でした。

ラスベガスでコロナワクチン接種済みの20代女性がオミクロン株に感染したことを南ネバダ保健所が確認しました。入院はしていません。ワクチン接種済でしたが、ブースターショットは受けていませんでした。ファイザーのワクチンはオミクロンにも効果がある事がデータで示されています。南アフリカのデータでは、ファイザーワクチン接種者のオミクロン感染防御率は33%に過ぎませんでしたが、入院防御率は70%で依然として高い効果があります。デルタ株の入院防御率は93%でした。モデルナは南アフリカで使われていないのでデータがありません。ブースターショットのオミクロンへの効果は現在まだ不明です。

ハーバード大学によるとコロナの変異株オミクロンは世界中で爆発的に広まっていますが、入院者数はワクチン接種者の影響を除外しても29%少なく、毒性が低い可能性が指摘されています。アメリカではコロナ感染者のうちオミクロン株が3%で、先週の0.5%より急増しています。NY、NJでは既に13%を占めます。