記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

【賞レース賛辞#3ABCお笑いグランプリ好きなネタベスト3】

今回は、先日放送されたABCお笑いグランプリにて、私に刺さったネタトップ3発表したいと思います。この大会はほかの大会と少し異なり、お笑いの枠を制限しない異種格闘技タイプなので、いろんな角度からでお笑いを浸ることができてとても良き大会であると思いました。そんな中で私が好きであったネタを独断と偏見で挙げていきます。ネタバレにはご注意ください。

第3位:令和ロマン「猫之島」
このネタは実はルミネの劇場で10分ネタを見たことがありました。しかし今回はネタ番組用に4分に凝縮していて、一層まとまりを見せていたと感じました。令和ロマンの凄いなと思うところとしては、ネタ始まりの長尺ボケがめちゃくちゃ面白いところです。M1でもそうだし、今回の2本のネタもそうですが、どちらも長めの尺を取ってくるまが擬音を駆使して状況を再現して、ケムリが落とすというのが簡単にやって見せて相当腕がないとできないやり方だと思うので、尊敬しています。そこで一気に世界観に引き込むため、コント系漫才として最強だと思います。そこからはあるあるを展開しても面白いし、逆に会話でへんてこなことを言ってもちゃんとケムリが負け顔で突っ込むのですごい見てられます。Cブロックのこのネタの方が、前半の麺類のくだりを応用していたので、完成度の高い漫才として笑っていました。

第2位:青色一号「アナウンサー面接」
青色一号がBブロックで見せたネタになります。これもザ・コントという番組でおそらく見たことがあったのですが、その時から衝撃を受けた記憶があります。シンプルに引き込まれました。個人的にいい味を出しているのが、部長役の上村で無駄なことをしてなさ過ぎてネタとして完成しているなと思いました。というのも、これコンビではもしかしたら仮屋そうめんがただの奇人として映る可能性もあった中で、偉い役職の方がちょっと応援することで、お客さんにもそうめんの勇姿を見届けたいと、彼のさまで一喜一憂したいという感情が芽生えやすくなると思います。さらにアナウンサーならではのあるあるも織り込めていて、完成度の高くとても面白いコントが仕上がっていると感じました。

番外編:エバース「ドライブデート」
エバースがBブロックで披露したネタになります。今応援している芸人第一位が実はエバースでしたので、完全贔屓目で、なんならエバースを推すためにこの番組を見たまであります。当然青色一号の空気の持っていきかたが見事過ぎたのでこれはやられたと思ったのと、途中で佐々木はめっちゃ間違えて、それにつられて町田もちょっとおぼつかなくなっていた部分が少し響いたのかなとも思いました。でもネタとしては上位を争うくらい面白くて、エバース節が輝いていたと思います。ボケのクオリティも高いし、町田のニンも突っ込みに乗っているので、いつかは結果を残すことが決まっている(ツギクルでは残してたっけ?)コンビであると信じています。


第1位:金魚番長「オーケストラ」
金魚番長がAブロックで披露したネタになります。これは腹ちぎれました。このコンビもニンの乗せ方が上手で、NSC主席もうなずけます。個人的には箕輪のキャラが見事で真面目な感じでサイコパスを演じれる、いわばニューヨーク嶋佐タイプだと思っています。それでいて、突っ込みがファニーかつ先を行くツッコみなので、とても見ていて楽しいです。古市がなんてツッコんでくれるのか楽しみに毎ボケ楽しめます、今回のネタではハープの使い方がいかれてて死ぬほど笑いました。言われてみればM1で男性ブランコが出場したときも、同じように五線譜で切れるみたいなボケはしていたのですが、あれはテーマに沿った形でとるボケであったので、案外あるあるに近いというボケの形式であったと思います。しかし今回はほかのオーケストラメンバーがちゃんといることでハープという楽器本来の上品さをそこまで失わずに話を進めることができたことがキーであったと思います。そして、ハープの間をカーテンを開けるように通り抜けていったのは、最高でした。中には本田望結のような反応をする人もいることが想定できるくらいには狂っていて、それが際立った形で見えたから、めちゃくちゃ笑いました。前提としてオーケストラの人々が楽器をなめている感じも馬鹿らしくてとても面白かったです。要所要所の小ボケもインパクトが強く、L字回復で過去に戻る瞬間があるとかはわけわからな過ぎて好きでしたね。個人的には最高の漫才であったと思いました。

以上が、ABCお笑いグランプリで気に入ったネタランキングでした。エバースと金魚番長を推すと決めた会でした。他の皆さんのネタも素晴らしくとてもレベルが上がってきていると痛感しました。次のネタ番組が何か実は把握していないですが、次回もこうご期待を。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?