記憶の彼方〜邂逅
Miki's Picture of Today: Miki* Ikeda "frost pillar" (2024)
ども。ご無沙汰しております。池田美樹です。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
早くも、1月は今日で終わり。
2024年になったのは、ついこの間。
そう思っていたら、今年もすでに残り11ヶ月となるようです。
年をとると、年月の加速が高速になっているようで、少しこわいです。
◇ テレビシビレテ ◇
テレビが大好きな私。
大抵は、週末に一週間分のテレビの番組表をテレビでチェックして、忘れずにDVDプレーヤーに予約録画。
そのたびに思う。DVDの容量を、当時の最大量で購入にしていなかったことが今も悔やまれてならない。
最近はtverとかで地上波の番組は一週間以内の視聴が可能だけど、地上波の番組があまりに似たものばかりでつまらなくなってきたのは事実。
そして、私の限られた時間で、家族抜きで見る時間も限られる。
ゆっくりと自分の好きなテレビを見られるのは、深夜、もしくは昼に自宅にいる時。
(家族と一緒だと、日本のTV番組はあまり見ていない。米国系のニュース番組、SNL、BBCの自然番組、スターウォーズ関連のドラマやアニメシリーズとか、になる。)
◇ 記憶の彼方〜邂逅 ◇
月曜にスターチャンネルで、教授のライブが放送されるとのことで、録画。
火曜日のランチタイムに、リビングで観てました。
あぁあ!!!
このライブ。
私、観に行ってたのよ!!!
しかも、私が最後の最後に観た教授のライブ!!!
自分のGoogleカレンダーに書いてないんだけど、2017年4月にニューヨークのパーク・アベニュー・アーモリーで観てたんだよね。
(当時は紙の年間手帳をメインに使っていた。今はスマホ経由でGoogleカレンダーに書いとくんだけど。)
これって、「世界でたった200人しか観られなかった幻のライブ」なの?!!
すごいじゃん!!
私、その200人の一人。
そして、うちのダンナがその200人の二人目。
必然たる偶然。
2日しかやってない公演。
今更だけど、嬉しいようで悔やまれる。
実験音楽的なアルバム「async」のパフォーマンスは、メロディーラインがはっきりとない分、イチゲンさんやニワカ坂本ファンにはちょっと理解しずらかったよう。
初期のYMOとか、教授の前衛音楽とかクラシックとか教授の人生の裏側とか、ちゃんと教授を予習&復習していた人には「うん。うん。」と、納得できる音。
そのパーク・アベニュー・アーモリーのステージで。
響く。
その一音一音が。
プロジェクターの映像を陽炎に。
空気の振動と共に、心に届く。
そして、心に残る。
教授の呼吸と共に。
「生きている。」
「聞こえる?」
「うん。それそれ。」
「その響き。」
「そして。今。」
「共に、ここで感じあう」
そんな、
合図にも似た
心の響き。
そんな人が、坂本龍一でした。
さて、次の満月で。
また、思い出そうか。
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