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脳血管造影検査 カテーテルのFrとinchとmmの関係
脳神経内科医として脳血管造影検査、いわゆるカテーテル検査をするときにFrやinchなど普段使わない単位がでてきて、最初の頃に混乱してました。
脳神経内科医が脳血管カテーテルを習得していく上で、つまづくこと少しずつまとめていけたらと思っています。参考程度でみていただけたらと思います。
シースとガイディングのFrの表記の違い
シースは内径表記で、ガイディングは外径表記です。
そのため、シースで4Frというと内腔が4Frという意味で、4Frの太さの機材が通過する太さです。
一方、ガイディングが8Frという場合は、外径表記ですので、6Frなど2段階下のFrのインナーカテーテルを使用します。
Frとinch とmmについて
1Frが0.013inchで0.33mmです。
換算の仕方としては、
mmをだすときは、Frを3で割る。
また、inchは13でわってFrをだす。
具体的には、0.071inch であれば、71を13でわって、5.46Frとなります。
脳梗塞を治療をしていく上で、カテーテルの診断と治療は避けては通れない時代になりました。神経免疫疾患、変性疾患やてんかん等の疾患を治療していく中で、なかなか脳血管カテーテルを習得する時間がなく、また習う機会もなかなかないと思います。すこしずつ記載していけたらなと思っています。
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